ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
ガールズバーに指名制度は存在する?導入の条件や注意点も解説!
ガールズバーは未経験者でも気軽に働けるため、ナイトワークの中でも人気の高い業種として知られています。ガールズバーで働きたい人の中には、人一倍稼ぎたいという思いを持った人もいるでしょう。
当記事では、ガールズバーにおける「指名制度」について詳しく解説します。一般的なガールズバーのほとんどは指名制度を導入していないものの、一部では風俗営業許可を取得して指名制度を導入しているお店もあります。指名制度のないガールズバーで高収入を得るコツについても触れるため、これからガールズバーで働きたい人はぜひ参考にしてください。
1.ガールズバーに指名制度はある?
一般的なガールズバーでは、他のナイトワークで見られる指名制度は導入されていません。しかし、ガールズバーの中には少数ではあるものの、指名制度を導入しているお店もあります。
ガールズバーで指名制度を導入する場合は、「風俗営業許可」が必要です。風俗営業許可を取得せずに指名制度を取り入れている場合は違法行為となるため、指名制度のあるお店で働く場合は事前に法律に違反していないかを確認することが大切です。
以下では、ガールズバーで指名制度を導入するために必要なことについて解説します。
1-1.指名制度の導入には風俗営業許可が必要
飲食店であるガールズバーを開業するには、「飲食店営業許可」の取得が必要です。さらに、深夜帯までお酒を提供して営業を行う場合は「深夜酒類提供飲食店開始届出」の提出も必要になります。この2つの条件を満たすことで、ガールズバーの開業が可能となります。
指名制度は「接待行為」にあたるため、ガールズバーに指名制度を導入するには「風俗営業1号許可」の取得が必要です。接待行為とは、指名制度の他にも以下のような行為が挙げられます。
●接待にあたる行為
- 特定のお客さんと長時間会話する
- お客さんとカラオケでデュエットする
- お客さんの隣に座って接客する
- 特定のお客さんに対して歌やダンスを披露する
- お客さんと一緒にダーツなどのゲームで遊ぶ
風俗営業1号許可と深夜酒類提供飲食店開始届は、同時に取得できません。また、風俗営業1号許可を取得しているお店の営業時間は深夜0時までと定められています。そのため、指名制度があり、深夜0時以降も営業しているガールズバーはいずれかの許可を受けてないことになります。
指名制度があるガールズバーで働く場合は、営業時間も一緒に確認しておきましょう。
2.指名制度があるガールズバーのメリット・デメリット
指名制度のあるガールズバーでのアルバイトは、稼ぎやすさや固定客がつくのが魅力的な一方で、人によってデメリットに感じることもあります。
指名制度のあるガールズバーで働く際は、メリットだけではなく、注意するべきポイントも理解した上で検討しましょう。指名制度のあるガールズバーのメリット・デメリットについて、以下で詳しく解説します。
2-1.メリット
指名制度があるガールズバーのメリットは、以下の2点です。
・さまざまなバックで稼げる
指名制度のあるガールズバーは、ドリンクバック以外に「指名バック」が設けられていることがほとんどです。ドリンクバックの相場は1杯100〜200円ほどですが、指名バックの相場は1本の指名に対して500〜1,000円ほどと高額です。お店によってはボトルバック、フードバック、売上バックもあるため、人気キャストになれば効率的に稼げるでしょう。
・固定客ができる
お店に指名制度があれば、女の子目当てのリピーター(固定客)も来店します。指名してくれる固定客が増えれば指名バックを獲得でき、効率よく収入を上げることも可能です。また、指名が増えることで女の子も高いモチベーションを維持して働けるでしょう。
女の子目当ての固定客が増えればお店側も利益につながるため、指名制度は女の子とお店の双方にメリットがあるシステムと言えるでしょう。
2-2.デメリット
一般的なガールズバーは指名制度がないため、女の子同士が協力し合って働く雰囲気が生まれます。しかし、指名制度があるガールズバーは、売上を意識して女の子同士の仲や雰囲気が悪くなるケースもあります。
また、指名ノルマがあると人によってはプレッシャーを感じ、居心地悪く感じることもあるでしょう。雰囲気のよさを重視して働きたい場合は、指名制度やノルマがないガールズバーを選ぶことをおすすめします。
3.指名制度のあるガールズバーはどんな人におすすめ?
指名制度のあるガールズバーにおすすめな人の特徴は、下記の通りです。
- コミュニケーション能力に自信がある
- 仕事とプライベートを分けられる
- お酒に強い
- メンタルが強い
お客さんを楽しませて指名をもらうためには、ある程度のコミュニケーション能力が必要です。コミュニケーション能力に自信がある人は、指名制度のあるガールズバーに向いていると言えるでしょう。また、男性は話を聞くのがうまい人を好む傾向にあるため、「自分から話すのが苦手でも、相手の話を引き出すのは得意」という人も向いています。
ガールズバーでは接客している時にお客さんからお酒を勧められることもあるため、お酒が好きな人やお酒に強い人も指名制度のあるガールズバーの仕事に向いています。また、ガールズバーではお客さんから不快な発言をされることも珍しくありません。そういった場合でも、仕事だと割り切れるメンタルを持っている人も指名制度のあるガールズバーに向いていると言えます。
4.指名制度がなくても稼げる!ガールズバーで高収入を得るコツ4つ
ガールズバーでは、指名制度がなくてもコツを掴めばしっかり稼ぐことが可能です。指名制度がない一般的なガールズバーで稼ぐコツは、主に下記が挙げられます。
- ドリンクバックを活用する
- 出勤する曜日を固定する
- 天引きの少ないお店を選ぶ
- 続けられるお店を選ぶ
上記4つのコツについて、以下で詳しく解説します。
4-1.ドリンクバックを活用する
ドリンクバックは、お客さんにいただいたドリンクに対して、お店で決められたバックがもらえるシステムです。ガールズバーの給料システムは、基本時給に歩合を足す仕組みであるため、ドリンクバックを獲得すればしっかり稼げます。
ドリンクバックをもらう方法としておすすめなのが、はじめにお客さんにお酒を提供する際、「一緒に乾杯してもいいですか?」と聞いてアピールすることです。また、グラスに入っているお酒が少なくなったら「おかわりしますか?」と優しく聞き、ドリンクを注文してもらう方法も有効的です。
4-2.出勤する曜日を固定する
シフトを増やすことが難しい学生の人や昼間の仕事をしている人は、お店の人に相談して出勤する曜日を固定することをおすすめします。
ガールズバーは基本的に自由シフトであるため、自分の都合を優先して働く女の子も少なくありません。しかし、どれだけ容姿がよくても、いつお店に行ったら会えるのかが分からなければ、お客さんも都合がつけられず指名につながりにくくなります。お客さんに「○○曜日に行けば会える」という安心感を持ってもらえば、指名される確率も高くなるでしょう。
4-3.天引きの少ないお店を選ぶ
ガールズバーで稼ぎたい場合は、天引きされる金額をチェックすることが大切です。給料が多くても、天引きされる金額が大きければ必然的に残る金額は少なくなってしまいます。
天引きが大きい例としては、「源泉徴収が給料の10%より多い」「雑費額が2,000円以上」などが挙げられます。また、送迎を導入しているお店では500〜1,000円ほどの送迎代がかかったり、福利厚生がある場合は福利厚生費が引かれたりするケースもあるので覚えておきましょう。
4-4.続けられるお店を選ぶ
自分にとって続けられるお店を選ぶことも、ガールズバーで高収入を得るためのコツの1つです。待遇がよくても、自分に合っていない場合はモチベーションが保てず、続けられない可能性もあります。また、お店の雰囲気が悪かったり、女の子同士の仲がよくなかったりする場合は、居心地が悪くて嫌になってしまうこともあるでしょう。
ガールズバーはお店によって客層も違うため、自分に合わなければ別のお店を探すのが無難です。給料以外にも、自分にとって続けやすいと思うポイントを見極めてお店を選びましょう。
まとめ
ガールズバーの一部では、風俗営業許可を取得して営業しているお店もあります。風俗営業許可を取得しているお店では接待行為が可能なため、多くの場合が指名制度を導入しています。
指名制度のあるガールズバーでは、多くの指名を獲得すれば効率的に稼ぐことが可能です。コミュニケーション能力に自信があり、稼ぎたい気持ちが強い人は指名制度のあるガールズバーに向いていると言えます。ガールズバーで働く際は、給料システムや待遇のほか、指名制度の有無も合わせて確認しましょう。