コンカフェで売れるには？SNS活用法・やってはいけないことも紹介

コンカフェは近年増えており、キャストとして働く女の子も増えています。好きな世界観でゆるく働きたいと考える方がいる一方で、しっかり稼ぎたい・人気コンカフェ嬢になりたいなどの目標がある場合は「売れる」ことを意識する必要があります。

この記事では、コンカフェで売れるコツを5つのポイントに分けて解説します。人気獲得のために重要なSNS活用法や、売れたくてもやってはいけないNG行動にも触れるため、ぜひ参考にしてください。

コンカフェはかわいい衣装を着て楽しく働けるイメージがあるものの、稼ぐにはお客さんからの人気を獲得することが重要です。人気獲得には、見た目だけでなく愛嬌やコミュニケーション能力などが求められます。

反対に、容姿が良くても接客スキルが低かったり、印象が悪かったりすると人気のコンカフェ嬢にはなれません。ここでは、コンカフェで売れるコツを紹介します。

コンカフェ嬢は、いつも笑顔でお客さんを接客することが大切です。キャストが常に笑顔でいることで釣られてお客さんも笑顔になり、楽しい雰囲気になるでしょう。ドリンク・ボトルなどの注文も入りやすくなるため、お給料アップにつながります。

また、お店に行くお客さんは、コンカフェ嬢の笑顔を見て癒されたいという気持ちが根底にあります。いつも変わらない笑顔で接客することで安心感を与えられ、お客さんの心のオアシスのような大切な存在になれます。

コンカフェで人気を得るには、丁寧な対応も重要です。丁寧で信頼できるコンカフェ嬢に対してはお客さんも応援したい気持ちが強くなるため、ドリンクやボトルなどを入れてもらいやすくなります。

特に初回時のお店のシステムの説明や会計など、お金が絡む場面では丁寧さが求められます。お店の信用にもかかわるため、お客さんの質問には丁寧に答えましょう。

また、働き始めた頃は丁寧に対応できていても、慣れてくると接客態度が雑になってくるケースも珍しくありません。お客さんへの感謝の気持ちを常に忘れず、日々接客をブラッシュアップすることが大切です。

お客さんに興味を持っているかどうかは、接客を通してお客さんにも伝わります。人気のコンカフェ嬢は、お客さんの心の中にある「認められたい」「褒められたい」という欲求を満たすのがうまいです。

「お客さんとどのような会話をすればいいのか分からない」と悩む場合は、お客さんのことを知るために質問をしましょう。話した内容やお客さんの特徴をメモしておいて、次回来店時に話の内容を覚えていられると、お客さんから喜んでもらえます。

また、来店してすぐ「〇〇さん、いらっしゃいませ！」と言われれば、お客さんは嬉しいものです。話した内容を一言一句覚える必要はないものの、顔と名前が一致するよう、話しかけるときにお客さんの名前を呼ぶことを心がけましょう。

コンカフェはお店それぞれにコンセプトがあり、そのコンセプトに沿った接客をするのが望ましいです。例えば吸血鬼をコンセプトにしたゴシックな雰囲気と、メイドカフェのような可愛らしい雰囲気では、求められる接客やタイプが違うとイメージできるでしょう。

お店のコンセプトに適したキャラクターになりきり、かつ他のキャストとも差別化できるポイントを打ち出すことが大切です。そのためには他のキャストを観察し、自分にしかない強みや特技を見つけるとよいでしょう。

コンカフェではただ容姿がいいだけのキャストより、話し方やヘアメイクの雰囲気を徹底してキャラ作りしたキャストのほうが人気が出る傾向があります。

お店のコンセプトが自分に合わないと無理した接客をすることにつながり、ストレスになってしまいます。また、コンセプトと同時に衣装もモチベーションにかかわる重要な要素です。特に、自分に似合わない系統の衣装を無理して着用しても、魅力が伝わりきらず人気が出にくいです。コンセプトや衣装が合わないと感じたら、お店を変えることも検討しましょう。

コンカフェのジャンルは近年多彩さを増しており、それぞれに独自の世界観があります。定番どころではバニーガールやメイド、アイドル風やアニメコンセプトなどがあります。他にも忍者や魔法少女、童話をモチーフにしたお店もあるため、何店舗か体験してみるとよいでしょう。

コンカフェでは、SNSを活用した集客が定番化しています。人気コンカフェ嬢は、個人のSNSアカウントでフォロワーが数万人規模でいることも珍しくありません。お店ではなく個人にファンがつくケースが多いため、SNSで人気が出れば稼ぎやすくなると言えます。

コンカフェは原則お客さんとの連絡先交換が禁止されているため、個人での営業方法はコンカフェ嬢が一方的に発信するSNSのみです。単なるシフトのお知らせだけでなく、営業スタイルを反映させた投稿をしましょう。かわいい衣装やアイドル風の自撮りなど「映える写真」でバズらせることができる点からも、コンカフェとSNSはうまくマッチしています。

SNSのフォロワーが多いコンカフェ嬢は、自分の売上を上げられるだけでなく、お店にとっても宣伝効果があり重宝されます。採用されやすくなる他、フォロワー数によっては入店時に時給交渉も可能です。コンカフェ嬢として売れて稼ぎたいなら、SNSに力を入れることが必須と言えるでしょう。

コンカフェは夜のお店の一種というイメージが強い一方で、売れるために何でもしていいわけではありません。お店や業界のルールを破ると解雇されるケースもあるため、一般的にコンカフェでやってはいけない行為を把握しておきましょう。

裏引きとはお店の外でお客さんと会い、お金やプレゼントを受け取る行為を指します。お金を稼ぎたくてコンカフェで働いているキャストがほとんどな上、夜のお仕事の経験が浅いキャストだと裏引きの誘惑に流されるケースが少なくありません。

本来お店に売上として入る予定だったお客さんのお金が直接キャストに流れ、お店は不利益を被ります。お店の風紀を乱すことにもつながるため、裏引きしたキャストはクビになるケースがほとんどです。裏引きしたお客さんも出入り禁止になる場合があります。

また、裏引き中にトラブルが起きた場合、お店は助けようがありません。ストーカー被害や金銭トラブルにつながるリスクもあるため、裏引きは絶対にNGです。

病み営業とは、メンタルを病んでいる素振りを見せてお客さんの気を引き、「支えてあげたい」と思わせることで過剰にお金を使ってもらう営業テクニックです。疑似恋愛要素が強く、個人戦であるキャバクラではよく見られる営業方法ですが、コンカフェで病み営業をするのは好ましくありません。

なぜならコンカフェには指名制度がなく、キャスト全員がお客さんと話す必要があるためです。病み営業のために1人のキャストが嘘をつくと、他のキャストもその嘘に合わせて話をしなければならず、迷惑をかけてしまいます。

病み営業を信じてキャストに惚れ込んだお客さんが、犯罪に手を染めたり破産したりして責任を追及されるリスクもあります。コンカフェ嬢として多くの人から応援され人気になりたい場合は、病み営業は控えたほうが賢明です。

他のキャストの推しを奪うことは、コンカフェ界隈で嫌われてしまう行為です。実質奪っていなくても、他のキャストの推しへ色恋営業をしたり、連絡先を渡したりすることもNGなため注意しましょう。

コンカフェにはキャバクラのような明確な指名制度はないものの、特定のキャストを目当てに来店するお客さんは少なくありません。一度他キャストの推しを奪ってしまうと、当該キャストとの関係が悪化するだけでなく、お店での居心地が悪くなる可能性もあります。平和に働きたい方は、他のキャストの推しとはほどよい距離感を保ちましょう。

コンカフェで売れるためには、笑顔で丁寧な接客を心がけ、お客さんに興味を持って話しかけることが重要です。また自身のキャラ付けやコンセプトにあったお店選びも売れるかどうかを左右するポイントなので、働き始める際は慎重に検討しましょう。さらに、売れるコンカフェ嬢になるためにはSNSの活用は必須です。

一方で、売れたいからと言って裏引きなどお店のルールで禁止されていることや、闇営業・他のキャストを推すお客さんを奪うことなどのNG行為は避けましょう。