ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」

コンカフェの闇とは?闇があると言われる理由や働くリスクを解説

コンカフェ

コンカフェは可愛い衣装を着て華やかな働き方ができるお店です。一方で、違法操業をしていたコンカフェが摘発される事例や、パワハラ・セクハラを受ける事例などもあります。結果として、「コンカフェには闇がある」「働くのはやめておいた方がよい」などの言葉を見聞きするケースもゼロではないでしょう。ただし、多くのコンカフェに闇はなく、働きやすい環境を作っているため、闇のないお店選びが大切です。

この記事ではコンカフェには闇があると言われる理由や働くリスク、コンカフェで働くメリット、働きやすい・闇がないお店選びのポイントを解説します。

 

1.コンカフェには闇があると言われる理由

コンカフェとは、キャストがお店のコンセプトに応じた衣装を身に着けて接客を行うカフェです。メイド喫茶やアイドルカフェなど、コンカフェのコンセプトは多様です。ナイトワークの中でもコンカフェは昼間から開いているお店が多く、安心して働ける特徴があります。一方で、コンカフェには以下のような闇があると言われるケースも存在します。

 

1-1.キャスト同士のトラブルが存在する

コンカフェでは、キャスト同士の関係がよいお店がある一方で、悪口や仲間外れ、陰湿ないじめなどトラブルが存在するケースもあります。たとえば、以下のようなキャスト同士のトラブルがよく見られます。

  • 派閥ができてキャスト同士が対立する
  • 無視や悪口などのいじめをする
  • SNSで誹謗中傷する
  • お客様の取り合いでケンカをする

コンカフェはキャバクラなどと違い、黒服と呼ばれる裏方スタッフが存在せず、調理や清掃などの作業も多くの場合はキャストが担当します。キャスト同士の人間関係があらゆる業務に付いて回り、第三者に相談するのが難しいお店もあるため、結果としてキャスト同士でトラブルが発生しやすい傾向があります。

また、チェキの枚数やお客様からの指名数などでキャストを競い合わせるお店では、お客様の取り合いでケンカや嫌がらせが起こるケースもゼロではありません。

 

1-2.ストーカーされるリスクがある

コンカフェはほかのナイトワークと比べてキャストとお客様の距離が遠いものの、勘違いしてストーカーになるお客様が存在しないわけではありません。めったにないものの、つきまといなどの行為を始めるお客様が現れた場合は、対策として以下を実践することをおすすめします。

  • すぐオーナーに相談する
  • できるだけ1人で帰宅しない
  • 防犯ブザーなどのグッズを必ず持ち歩く
  • 写真や録音などで証拠を残す

また、自宅へ押しかけられるような被害を防ぐために、SNSに自宅や周辺景色の動画や画像をアップしないのも重要です。

 

1-3.違法店や悪質な店舗が存在する

コンカフェの多くは飲食店として適切な営業をしており、安心して働けます。しかし、適切な許可を取らずにキャバクラなどと同様の行為をキャストに行わせる違法店もゼロではありません。コンカフェは一般的に以下のいずれかのパターンで営業許可を得てお店を開いています。

  1. 飲食店営業許可のみを取得
  2. 飲食店営業許可および深夜酒類提供飲食店営業の届出
  3. 飲食店営業許可および風俗営業許可の取得

1のパターンは喫茶店に近い形態のお店で、基本的に昼営業を行います。18歳未満が働いても問題ありません。

2のパターンはガールズバーに近い営業形態で、主に酒類を提供し、深夜0時以降も開いているコンカフェに多くあります。この場合、18歳未満は0時以降働けません。

3のパターンで許可を取得するのは「コスプレキャバクラ」とも呼ばれるキャバクラに近い営業形態のお店です。お客様の隣に座ってお酌や談笑をしたり、お客様とカラオケやゲームをしたりといった接待行為が行えるのは3のお店だけです。それ以外の場合、お客様と同じテーブルで話す、お客様とゲームなどをする、お客様と密着するなどの行為はすべて禁止です。また、風俗営業許可を取得したお店では18歳未満は働けません。

風俗営業許可を取得せずにキャストにお客様と触れ合わせる店や、深夜に未成年を働かせる店は違法店です。そのような店はモラルが低く、反社会的勢力が運営に関わっている恐れもあります。摘発される可能性も高いため、絶対に働かないようにしましょう。

 

1-4.客やオーナーにハラスメントを受ける可能性がある

コンカフェのキャストはお客様と接する商売であり、自分の魅力と接客スキル次第で人気になれます。一方で人と接する中で起こりうるのがハラスメントです。キャストに説教をしたり、セクハラをしたりするのが目的のモンスター客や、キャストにセクハラやパワハラをするオーナーは残念ながら存在します。

特に、未成年を深夜まで働かせている店や、風俗営業許可を取得せずに密着サービスなどをキャストにさせる違法店はハラスメントも起きやすい傾向があります。法律を守るモラルあるオーナーが運営しているお店ではハラスメントも発生しにくく安心して働けるため、違法店を避けるのが重要です。

 

2.コンカフェで働くメリットとは

闇があると言われるものの、コンカフェのほとんどは適切に営業しており、安心して働けます。お店のコンセプトに合ったキャラクターを演じたい・お客様を楽しませたい、という気持ちがあれば、ナイトワーク初心者でも働きやすいのがコンカフェです。ほかにも、コンカフェには以下のようなメリットがあります。

 

2-1.可愛い衣装を着て働ける

コンセプトに合った可愛い衣装を着て、お客様から「可愛い」と言ってもらえる点がコンカフェのメリットです。コスプレが好きな人なら、好きなことをしながら働ける魅力もあります。

コンセプトカフェと名づけられているように、普通のカフェではできないメイク、髪型、髪色なども認められ、厳しい規則はありません。自分に合ったコンセプトのお店であれば、勤務中はずっと自分好みのキャラクターになりきり、接客ができる楽しさがあるのもメリットです。

 

2-2.ファンから推してもらえる

コンカフェのキャストは、ファンができて推してもらえるメリットがあります。人気がでればアイドルのような気分も味わえます。ファンからプレゼントをもらえたり、誕生日を覚えて入店してもらったり、さまざまな場面でちやほやしてもらえたりするのは、コンカフェだからこその喜びです。

ほかにも、アイドルを目指している方の場合、コンカフェを卒業した後も一度得たファンが長く付いてきてくれる場合があります。アイドルとしてまだ人気が出ていないうちから支えてくれるファンを作れるのは、夢を目指す上で強いモチベーションにもなるでしょう。

 

2-3.頑張り次第で稼げる

コンカフェの給料体系は通常、時給+バック制度です。時給の相場は1,000~2,000円であり、バックが加われば自分の頑張り次第で高収入を得られるでしょう。一般的なコンカフェには、以下のようなバックがあります。

・チェキバック

チェキの指名があると、代金の何割かがキャストにバックされる制度です。割合は店舗によって異なります。一般的な相場は、チェキ代の10~15%です。

・ドリンクバック

お客様がキャストのドリンクをオーダーすると、バックされる制度です。一般的な相場は、ドリンク代の10~30%とされています。店によっては、1杯あたりの固定価格を決めているところもあります。

・カラオケバック

お客様がキャストに曲をリクエストすると、バックされる制度です。相場は200~1,000円とされています。

お店ごとにバックの種類や割合は異なります。どのような給料体系を取っているかを確認し、稼ぎやすいお店を選びましょう。ただし、極端な高給が書かれているお店は、実態が性風俗店であるなど違法店のケースがあります。あくまでも相場の範囲内で稼げるお店を探すのがおすすめです。

 

3.働きやすい・闇のないお店選びのポイント

コンカフェで働くのであれば、働きやすく、闇と言われるような要素のないお店を選ぶのが大切です。コンカフェの場合、健全なお店が協会を作り、安全なサービス提供を推進しているケースがあります。例えば、秋葉原の場合は「秋葉原コンセプトショップ協会」が自発的にルールを作り、キャストが安心して働けるよう活動を続けています。協会に記載されたお店であれば、安全に働ける可能性が高いと言えるでしょう。

出典:秋葉原コンセプトショップ協会「葉原コンセプトショップ協会ホームページ」

そのような協会が存在しない地域で働く場合や、より自分に合ったお店を選びたい場合は、以下のようなポイントに注目してください。

・客として店に行く

客として来店し、キャストの接客態度やスタッフ同士の雰囲気を確認します。キャストが楽しそうに働いている、イキイキしている、笑顔にあふれている、接客態度がよいなどの特徴があるかチェックしましょう。自分がそのようなキャストになりたいと思えるお店なら、モチベーション高く働いていけます。

・店の評判や口コミをチェック

店の評判や口コミは、ネットで簡単に検索ができます。実際に行ったお客様が、どのような評価をしているか確認が必要です。「接客態度が悪い」「スタッフが喧嘩をしている」など、良くない評価がある店は避けるようにしましょう。

・スカウトは避ける

異常な好待遇でキャストをスカウトしている、お店のWebサイトやスカウトマンのSNSアカウントが存在します。しかし、そうしたお店は営業実態がなく、スカウトに応じた女性が性風俗店で働くよう強要されるケースが多く見られます。まっとうなコンカフェではスカウト行為をしないため、スカウトに声をかけられても応じないようにしましょう。

 

まとめ

コンカフェには闇があると言われるケースがあります。事実としてキャスト同士のトラブルやハラスメント・ストーカー行為、違法店の存在などはゼロではありません。しかし、多くのお店は法律を守り、キャストが働きやすい環境を作っています。

また、お店のコンセプトに合った可愛い衣装を着て働け、ファンから推してもらいながら高収入を得られるというのはコンカフェならではのメリットです。コンカフェで働きたい場合は、「秋葉原コンセプトショップ協会」などの健全なお店が作った協会のホームページをチェックし、掲載されたお店を選びましょう。自分のいる地域に協会がないときは、客としてお店に行き、お店の雰囲気を確認するほか、口コミサイトでお客様の意見を見ておくのがおすすめです。

関連記事

特集記事

TOP
CLOSE