ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」

コンカフェは掛け持ちOK?NG例や注意点について徹底解説

コンカフェ

勤めているコンカフェの就業規則や掛け持ちを検討している職種によって、掛け持ちOKな場合とNGな場合があります。お店に掛け持ちしていることをバレたくない場合は、しっかりと対策しておかなければなりません。

今回は、コンカフェとの掛け持ちがOKな場合とNGな場合のそれぞれの例を紹介するとともに、掛け持ちがバレるリスクはあるのかといった点について解説します。掛け持ちする際の注意点も把握した上で、しっかりと検討するようにしましょう。

 

1. コンカフェはほかの仕事と掛け持ちできる?

コンカフェとほかの仕事を掛け持ちすることは可能です。しかし、気をつけなくてはならないのは、職種によって掛け持ちNGと決められている職場もあると言う点です。

掛け持ちがNGとされている場所でのWワークが発覚すると、最悪の場合解雇される可能性もあります。そのようなことにならないために、コンカフェとの掛け持ちOK例とNG例について正しく理解しておきましょう。以下で詳しく解説します。

 

1-1. コンカフェとの掛け持ちOK例

コンカフェとの掛け持ちがOKな職種の特徴は、以下の3点です。

  • 休日が決まっており、予定を立てやすい
  • 残業が少なく、掛け持ちするための時間を確保できる
  • 副業が禁止されていない会社

仕事とプライベートの時間が区別され、自分の時間を確保しやすい職種であれば、掛け持ちがしやすいと言えます。具体的には、以下のような職種です。

  • 事務職
  • 接客職

残業なしの仕事や土日祝休み・定休日ありなどで休日が決まっており、休日出勤などもないのであれば掛け持ちに向いています。反対に、シフト制で勤務時間が不規則な場合や、休日出勤が多い職場で働いているのであれば、掛け持ちをするには不向きです。

正社員でも掛け持ちできますが、副業禁止の会社であれば掛け持ちできないため注意しましょう。

 

1-2. コンカフェとの掛け持ちNG例

コンカフェとの掛け持ちNGな職種としては、以下があります。

  • 同業種のコンカフェやメイドカフェ、ガールズバー
  • ナイトワーク系

上記職種で掛け持ちをするのがNGな理由は、2点あります。

  • お客さんを取られてしまう可能性がある
  • お客さんが抱いているイメージが崩れる

お客さんのお気に入りの女の子が同業種のお店でも働いていて、掛け持ち先のお店のほうが安価だったとしましょう。そうすると安いほうの店に行きたいと思うのは当然です。

また、掛け持ち先が真逆のコンセプトを掲げているコンカフェや、キャバクラや風俗などのナイトワーク系だった場合、お客さんはイメージとは違う姿にショックを受けます。ショックを受けたお客さんが離れて客足が引けば、店側からすると大きな損失になるでしょう。コンカフェでは同業種の掛け持ちを禁止しているお店が多いですが、それは売り上げが下がらないようにするためです。

 

2. 掛け持ちしていることはコンカフェにバレる?

掛け持ちをコンカフェに隠していたとしても、些細なきっかけからバレてしまう可能性があります。

同業種での掛け持ちや、接客職で人前に出る仕事をしている場合、お客さんやほかのキャストに見つかることがあるためです。

また、掛け持ち先の給与が入り、合計収入の増額が原因で掛け持ちがバレてしまうケースもあります。掛け持ちしていることを内緒にしたいのであれば、なぜバレてしまうのかという原因を知っておきましょう。

 

2-1. 住民税の金額の差異でバレる可能性がある

内緒で掛け持ちをしていても、住民税の金額によってバレるケースがあります。

住民税や社会保険料は、総所得の金額で納付金額が変動する税金です。掛け持ちをしたことで総所得が増えると、必然的に住民税の金額が上がります。住民税は基本的に給料から天引きされるため、勤務先が金額の変化に気づき、掛け持ちがバレてしまうという流れです。

社会人ではなくアルバイトだったとしても、年収103万円を超えると家族の扶養から外れ、所得税や住民税を納める必要があります。手続きが必要になり、その際に掛け持ちがバレる恐れがあるため注意しましょう。

出典:国税庁「No.1180 扶養控除」

 

2-2. 掛け持ちがバレたくないなら確定申告を忘れずに

住民税が高いことで掛け持ちがバレてしまうと解説しました。しかし、住民税を自分で納付すればバレる心配はありません。

副業の所得が年間20万円を超える場合、必ず確定申告が必要です。確定申告すると住民税の金額が変わり、勤務先に気づかれて掛け持ちがバレてしまいます。

しかし、ここで掛け持ちがバレるのを回避できるポイントがあります。それは、確定申告する際に「会社の給料から天引き(特別徴収)」ではなく「自分で納付(普通徴収)」を選択することです。

「自分で納付」を選択すれば、住民税の通知書は自宅に届き、自分で納付するため勤務先に金額を知られません。

掛け持ちがバレたくないのであれば、確定申告を忘れずに行ってください。そして、住民税を自分で納付することを覚えておきましょう。

 

3. コンカフェと別バイトの掛け持ちを検討する際の注意点

コンカフェで働きながら掛け持ちでバイトする際には、いくつかの注意点があります。事前に注意点やリスクについて把握した上で、掛け持ちを始めるかどうかを判断しましょう。

 

3-1. 確定申告が必要になるケースを押さえておく

コンカフェと別バイトの掛け持ちをする際、以下のケースでは確定申告する必要があります。

  • 本業として業務委託で働き、年間の所得が48万円以上
  • 副業として業務委託で働き、年間の所得が20万円以上

一般的に、コンカフェの雇用形態は業務委託契約です。業務委託契約を結び、年間所得が48万円以上になると確定申告の義務が発生します。所得とは、収入金額から必要経費を引いた金額のことです。

また、副業としてコンカフェで働いた場合も、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

自己申告制で行う確定申告の手続きは面倒に感じますが、確定申告を怠ってしまうと税金が加算されるペナルティがあるため必ず行いましょう。

このとき、住民税は「自分で納付」を選択することも忘れないでください。

 

3-2. 掛け持ちNGでバレたときのリスクを把握しておく

勤め先によっては、会社規定で掛け持ちNGと定められているところもあります。掛け持ちNGにしている理由は、情報漏洩防止のためや、掛け持ちによって疲労し、パフォーマンスが下がって本業に影響が出てしまうことを防ぐためです。

掛け持ちNGの職場で掛け持ちがバレると、当然ペナルティが発生します。就業規則がそこまで厳しくない場合は、店長から注意され掛け持ち先を退職するだけで許されることもあります。しかし、厳しいところでは罰金の支払いや懲戒解雇になる場合もあるため要注意です。

掛け持ちをするときは、もしもバレたときにどうなるのかというリスクを把握しておきましょう。

 

3-3. 掛け持ちする前に副業OKか確認する

収入を増やすために掛け持ちを始めても、バレてしまい解雇になったのでは元も子もありません。確認不足が原因で、就業規則に違反しないようにしましょう。求人情報で仕事内容を確認するだけでなく、面接時にあらかじめ掛け持ちOKなのかどうかを入念に確認しておくことが大切です。

日中は正社員としての本業があり、副業としてコンカフェで働こうと考えている場合にも注意が必要です。本業で働いている会社が就業規則で副業禁止と定めていれば、掛け持ちがバレると最悪の場合本業を失う恐れがあります。

必ず就業規則を確認し、副業OKと判断できてから掛け持ちを始めましょう。

 

3-4. 体調を崩さないように気をつける

掛け持ちをして働く際は、体調管理に十分気を配りましょう。

Wワークするということは、1か所で働いていた頃に比べ労働時間が増えるということです。本業の仕事をこなしながら、空いた時間に働くという生活を毎週行っていると疲れが取りきれず疲労が溜まります。働いてばかりのハードな生活を続けていると、精神的にも身体的にも限界が来てしまい、体調を崩しかねません。

体調を崩して本業に支障が出てしまったり、パフォーマンスが低下している状態で効率の悪い仕事をしたりすると、会社に迷惑がかかってしまいます。

稼ぎたいという一心で自分自身を苦しめてしまわないようにスケジュール調整して、休みを取りながら無理のない範囲で働きましょう。

 

まとめ

コンカフェは掛け持ちOKかNGという点に関しては、働いている店舗の就業規則や掛け持ちする職種などによって異なります。掛け持ちOKのコンカフェであれば、同業種やナイトワーク系以外なら基本的に問題ありません。

「バレないだろう」とお店に内緒で掛け持ちすると、総所得が増えて住民税の金額が変わったことでバレる可能性があります。掛け持ちNGの店舗にもかかわらずバレた場合は、最悪の場合クビになるケースもあるため注意しましょう。

前もって勤め先に掛け持ちOKか確認した上で、副業の職種や働きすぎによる過労・ストレスに気をつけて、掛け持ちを検討することをおすすめします。

関連記事

特集記事

TOP
CLOSE