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スナックとは?仕事内容や時給・そのほかナイトワークとの違いも解説

お金・接客・働き方

スナックとはママと呼ばれる責任者がいるお店のことで、カウンター越しでの接客スタイルが一般的です。仕事内容はいくつかありますが、基本的にはお酒や軽食を提供したり開店・閉店準備をしたりします。働いている女性は10代~50代と幅広く、キャバクラのように1対1で接客する必要がないため、ナイトワークが初めてという場合でも働きやすいでしょう。

当記事では、スナックの基本的な仕事内容・時給相場・そのほかナイトワークとの違いなどを解説します。スナックで働きたいと考えている方は、ぜひご一読ください。

 

1.スナックとは

スナックとは、スナックバーの略称で軽食も出せるバーという意味で使われます。日本特有のものではなく、世界中に存在するポピュラーなお店です。

日本のスナックの特徴は、カウンターの向こうにママと呼ばれる責任者がいるところです。ママとお客さんが会話を楽しんだり、客同士が仲良くなったり、コミュニティの場としても成り立っています。カラオケが設置されている店舗も多く、従業員やお客さんが自由に歌うことができます。男性客だけでなく、スナックを利用する女性客も増えています。

スナックは、チャージ料と呼ばれる席料にお客さんと女の子のドリンク代を加えた金額を支払う形の料金体系です。席料は約1,500~2,000円のお店が多く、女の子が変わるたびにチャージ料が発生する店舗もあります。また、セット料金と呼ばれるお酒と割りものと氷がセットになったいわゆる飲み放題もあります。料金相場は60分約3,000~5,000円で、女の子のドリンク代がプラスされる仕組みです。ウイスキーやブランデー、焼酎などをボトルキープして長時間楽しむ方法もあります。

 

1-1.バーとの違い

バーとスナックは、メインとして提供するものやお店の雰囲気に大きな違いがあります。スナックは基本的にママとお客さん、お客さん同士でにぎやかに会話を楽しんだりカラオケを楽しんだりします。一方で、バーは純粋にお酒を楽しむ場として定義されているため、スナックと比べて落ち着いた雰囲気があります。また、どちらもカウンター越しに接客するのは同じであるものの、スナックは店員が主に女性に限られているという特徴があります。

 

2.スナックの主な仕事内容・時給相場

スナックは比較的小規模の店舗が多く、ほとんどが個人経営です。馴染みの常連客が多く、女の子との会話を楽しみに来ているので、スナックの仕事は接客業務がメインです。そのほかの仕事内容や時給は店舗によって異なります。

ここからは、スナックで働く前に知っておきたい仕事内容や、時給相場について説明します。

 

2-1.スナックの仕事内容

スナックの仕事のメインは接客です。仕事内容は幅広いものの、大きく接客・準備・片付けの3つに分けられます。

接客は総じてお客さんに楽しんでもらうことが大前提です。基本的にはカウンター内でママの横についてサポートしたり、お客さんの飲み物を作ったりします。そのほかの主な仕事内容は、下記の通りです。

  • 開店・閉店準備をする
  • 軽食を準備する
  • カラオケの選曲をサポートする
  • 灰皿を交換する

お客さんに会話を楽しんでもらうためにコミュニケーション力を身に付けることも大切です。お客さんの多くは女の子との会話を楽しみに来店するので、会話中は聞き役に徹するとよいでしょう。

スナックでは軽食やお酒を提供するため、注文の聞き取りや軽食の準備、ドリンク作り、食器洗いなど調理関係全般を担います。時には買い出しや多店舗への注文なども行います。開店・閉店準備や掃除・片付けも仕事内容の1つです。

 

2-2.スナックの時給相場

スナックのアルバイトの時給相場は約1,500円です。エリアやお店によっても異なりますが、関東地域がやや相場が高い傾向にあります。スナックには、キャバクラのようなドリンクなどのバック制度がないため、数字だけを見ると時給が安いと感じるかもしれません。ただ、時給アップが狙えないわけではなく、自ら率先して動いたり、きっちりした仕事ぶりをアピールしたりすれば、時給アップの交渉ができるでしょう。普段からコミュニケーションをマメに取っておくことで、時給アップの相談がしやすくなります。

 

3.スナックで働いている女の子の特徴

お酒を提供するお店で働く女の子の中でも、スナックは年齢幅が広いのが特徴です。スナックでは、10代~50代という幅広い年代の女性が働いています。大学生歓迎など若い女性を積極的に採用しているスナックもありますが、話しやすさや愛嬌を重視して採用しているお店も多いでしょう。

また、体型や容姿を気にする人もいますが、キャバクラなどに比べるとハードルが低いのもスナックの特徴です。全く容姿を気にしなくていいというわけではありませんが、美人ではなくても、気遣いができたり機転がきいたりするほか、愛想のよさなどが重視されています。

40代以上でスナックで働きたい場合は、お客さんとのさまざまな会話内容にも対応できる気構えとやる気が必要です。少なからず美容に関しても努力は必要となるので、覚えておくようにしましょう。

 

4.スナックとそのほかナイトワークの違いは?

ナイトワークにはスナックのほかに、キャバクラやラウンジ、クラブ、ガールズバーなどさまざまな種類があります。それぞれ料金形態や接客方法などが異なるので、働きたい場合はお店の特徴や違いを把握することが大切です。

ここでは、スナックとキャバクラ、ラウンジ、クラブの違いを紹介します。

 

4-1.キャバクラ

キャバクラとは、キャバ嬢と呼ばれる従業員がお客さんの席に付いて接客するスタイルの飲食店です。スナックがカウンター越しでの接客スタイルなのに対し、キャバクラはお客さんの横に座って接客する点が大きく違います。お客さんに対して1対1での接客が基本で、料金は時間制となっています。

指名制度やドリンクバック制度が設けられていて、指名獲得することで従業員の給料も上がる仕組みです。アフターや同伴を利用してお客さんから指名をとるために営業を行うのもキャバ嬢の仕事の内です。キャバ嬢として働く女性の年齢は20代前半が多く、30代を超えても現役という人は少ない傾向にあります。

 

4-2.ラウンジ

ラウンジとは、広めのボックス席やソファーが用意されていて、キャバクラよりも落ち着いた雰囲気で利用できる飲食店です。大人数での利用にも向いています。

ラウンジの責任者はママと呼ばれる女性です。ラウンジはお客さん1人に対して複数の女の子が付く場合もあれば、お客さん大勢に1人の女の子が付く場合もあります。料金はチャージ式で、席代を払いドリンク代を加算していくシステムです。同伴やアフターをすることもできます。従業員の年齢層は20代が多いでしょう。

 

4-3.クラブ

クラブとは、銀座や赤坂、六本木などに店を構える高級飲食店です。ホステスと呼ばれる従業員とママと呼ばれる責任者で構成され、多くの場合は会員制のため初めてのお客さんはお断りされるケースがほとんどです。

基本的には、お客さんの隣にホステスが付いて接客します。クラブに通うお客さんはさまざまな業種の経営者なども多く、ホステスも経済や政治についてはもちろんあらゆる分野において勉強し会話に支障が出ないように努めています。そのため、ほかのナイトワークに比べて質の高いサービスを提供していると言えるでしょう。

クラブの料金はフリータイム制で、ゆったり過ごせるのもクラブの特徴です。ホステスの女の子の年齢は20代半ば~30代が多く、キャバ嬢を経験した後にクラブへとステップアップしてくる場合もあります。

 

5.初めてのナイトワークにはガールズバーもおすすめ

ナイトワーク初心者には、スナックだけでなくガールズバーもおすすめです。ガールズバーはカジュアルな飲食店で、スタッフの服装も自由でドレスアップする必要もなく、美容院代や衣装代がかからない点でも挑戦しやすいナイトワークです。ガールズバーもスナック同様カウンター越しでの接客です。キャバクラやクラブなどのようにお客さんの隣に座ることもないので、適度な距離を保ちながら接客できるのも特徴です。

男性のお客さんは若い女の子と話す目的で来店することも多く、従業員の年齢は10代~20代前半が多いでしょう。カジュアルに飲みに来る場所なので、基本的にノルマや指名などもなく、特別な営業力や技術も必要ないので、比較的初心者向けのナイトワークです。ただし、年齢を制限してスタッフを募集している店舗もあるので、事前にチェックしてお店を選ぶ必要があります。

 

まとめ

スナックとは、ママと呼ばれる責任者がいるお店のことで、カウンター越しでの接客スタイルが一般的です。仕事内容は、接客やお客さんの飲み物を作るほか、開店・閉店準備、軽食の準備などがあります。スナックで働く女性の年齢層は10代~50代と幅広く、1対1での接客がないため初めてでも働きやすいでしょう。

ナイトワークが初めての場合は、スナックだけでなくガールズバーもおすすめです。ガールズバーもカウンター越しの接客スタイルなので、お客さんと適度な距離を保ちながら接客できるのが特徴です。

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