ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
ガールズバーの高い求人時給は嘘?実際と違う理由や見分け方を解説
ガールズバーの求人を見ていると、高時給に設定されている店舗が多く見受けられます。しかし、ガールズバーの求人に掲載されている時給は、応募を集めるために高い金額で記載しており、実際は嘘というケースも珍しくありません。
当記事では、ガールズバーの求人時給は嘘なのかという点にくわえて、なぜ嘘だと言われているのかなどについて解説します。嘘を見分ける方法を知って、納得いく条件の店舗から採用をもらいましょう。
1. ガールズバーの求人時給は嘘?
ガールズバーの求人時給は、昼職の場合と比べて嘘が多いと言われることがあります。実際に嘘の求人時給で女の子を集めるだけ集め、後出しでさまざまな条件を提示して低い時給で納得させるケースもあるため注意が必要です。
一方で、嘘というよりも金額を「盛っている」と表現したほうが適切なケースもあります。ナイトワーク系の求人には、実際の時給ではなく「想定時給」や「最高時給」が記載されていることが一般的です。ガールズバーの求人時給が多少盛られているのは暗黙の了解と化しており、ナイトワーク初心者には分かりづらいポイントとなっています。
ガールズバーの実際の平均時給金額は1,500円前後です。都内などでは平均よりも時給が高いケースもありますが、時給3,000円~4,000円と書かれている場合は基本的に鵜呑みにしないようにしましょう。
2. ガールズバーの求人時給が嘘だと言われる原因
高い時給に惹かれてガールズバーに入店し、実際に働き始めてから「高額時給というのは嘘だった」と感じる方は少なくありません。求人票通りの給与を得られなかった場合、予定が狂ったり働くモチベーションが低下したりする可能性もあるでしょう。
ここからは、ガールズバーの求人時給が嘘だと言われる原因について解説します。
2-1. バック込みの時給で掲載している
ガールズバーの中には、各種バック金額を含めた時給で掲載している店もあります。バックとは、お客さんが使った料金の一部がキャストに還元される制度のことです。
例えば、お酒などのドリンク1杯につき100円のバックが発生するお店で、ドリンクを1時間に5杯飲むと想定されていたとします。すると「1,500円+100円×5杯=2,000円」になるため、求人票には時給2,000円と書かれているケースがあります。「ドリンクを1時間に5杯飲む」という部分は、ガールズバー側の見込みでしかないため、実際の時給が求人時給より低くなるケースも少なくありません。
2-2. 出勤日数によって時給が変わり高い時給を載せている
ガールズバーは、週に何日出勤するかで時給が変わる場合があります。例えば、週に5日出勤するキャストは求人時給に近い時給となる一方、週に3日しか出勤できないキャストは求人時給よりも何百円か時給が低いケースなどです。
出勤日数によって時給が変わるお店の場合、最も時給が高くなるケースが求人票に記載されていることがあります。特に週に2〜3日しかシフトに入る予定がない方は、求人時給の条件を後出しされることがあるため注意してください。
また、ガールズバーの中には、勤務する時間帯によって時給が変動するお店もあります。出勤日数や時間帯によって時給が変わる場合、求人時給が嘘とは言い切れないものの、募集時には条件が分からないことが多く、見極めが難しいポイントです。
2-3. 店内で一番時給の高いキャストの金額を載せている
ガールズバーのキャストの時給は、全員同じではありません。採用時の条件や経験、人気などによってバラつきがあるのが一般的です。キャストの時給が人それぞれ異なることを利用して、店内で一番時給の高いキャストの金額を求人票に載せているケースがあります。
この場合、基本的に採用されたばかりのキャストは同じ時給では働けません。求人時給を信じて働き始めた方は、不公平さや理不尽さを感じることもあるでしょう。しかし、店側からすれば求人票に記載した時給で働いているキャストがいるのは事実であり、嘘は書いていないという理屈になります。
3. ガールズバーが求人時給で嘘をつく理由
ガールズバーの求人時給に嘘のケースがあると知り、ネガティブな気持ちになった方もいるのではないでしょうか。しかし、ガールズバーの求人時給が実際よりも高い時給で書かれている場合が多いのは、お店側と掲載先それぞれの意図があってのことです。
ガールズバーが嘘の求人時給を掲載する理由について詳しく解説します。
3-1. 高時給で人を集めたいため
基本的にガールズバーは、お店の数に対して働きたい女の子の数が少なく、人手不足に悩むお店が多い状況です。そして、ガールズバーで働きたいと考える女性は、時給を重視してお店選びをする傾向にあります。求人票に高い時給を掲載しておけば、ひとまず働きたい女性の目にとまり応募が集まりやすくなるというのが、求人時給で嘘をつく理由の1つです。
しかし、求人時給で嘘をついているお店の場合、基本的には求人票通りの時給をキャストに支払うつもりはありません。面接の際に時給について聞かれた際には「求人時給は経験者向けの時給であり、未経験の場合は異なる」といった理由をつけて時給を下げられるケースが多くなっています。
3-2. 掲載先にそれでは人が集まらないと言われるため
ガールズバーが求人時給で嘘をつくのは、掲載先である求人媒体の都合が絡んでいるケースもあります。
求人媒体は、ガールズバーなどから掲載費をもらって成り立っているものです。しかし、求人を掲載しても応募が集まらなかった場合、求人広告を取り下げられる可能性があります。すると掲載先は得られる利益が減ってしまうため、掲載先側からガールズバーに「この時給では募集が集まらない」と求人時給の引き上げを勧めるケースがあります。
4. ガールズバーの求人時給が嘘か見分ける方法
ガールズバーは、キャバクラのキャストのような高時給を得ることは難しい職業です。にもかかわらず高い時給を提示しているガールズバーの中には、嘘をついているお店だけではなく、以下のような特徴を持つよくないお店もあります。
- 実際には風俗に近いサービスを提供している
- 違法営業している
- ほかのお店へ誘導するための架空求人である
上記のようなお店は、応募すること自体が危険なため、求人時給が3,000円以上のガールズバーには注意が必要です。
とは言え、なるべく高い時給で働きたいと考えている方もいるでしょう。以下では、ガールズバーの求人時給が嘘かを見分ける方法を解説するため、参考にしてください。
4-1. 店舗の公式サイトやSNSを確認する
求人に応募する際は、事前にお店の公式サイトやSNSが存在するかを確認するのがおすすめです。公式サイトやSNSがあり、定期的に更新もされていれば、きちんと営業しているお店かある程度判断できます。応募する前にお店の雰囲気が分かる点も、店舗の公式サイトやSNSを確認するメリットの1つです。
一方、怪しいお店は公式サイトやSNSの作成・運営にお金をかけません。そのため、公式サイトやSNSを持たない店舗は警戒する必要があります。
4-2. 系列店があるか確認する
気になるガールズバーの求人を見つけたら、系列店があるか確認しましょう。系列店があるということは、経営が安定している会社ということです。
また、複数店舗を運営できるお店には資金力があるため、嘘の求人情報を記載して応募者をだます必要がありません。そのため、系列店があるお店の求人時給は、比較的信ぴょう性が高いと言えます。
4-3. 面接時にしっかり確認する
嘘の求人時給に気づかないまま採用され、実際に労働を始めてから本当の時給を知った場合、後悔する確率が高くなります。そのため、面接時に時給についてしっかりと確認しましょう。例えば「求人票に書かれているのは固定時給なのか、平均時給なのか」「ドリンクバックはいくらなのか」といった点を確認しておくのがおすすめです。
また、時給と合わせて以下のような項目も面接時に確認しておくと、安心して働きやすくなります。
- 仕事内容
- ノルマや罰金の有無
- 制服の有無(なければ好ましい服装について)
まとめ
昼職の一般的なアルバイトと比較すると高時給が魅力的なガールズバーではありますが、必ずしも求人に掲載されている時給が適用されるわけではありません。
ガールズバーの求人時給には、バック分の金額が含まれていたり、一番高時給を得ているキャストの金額を掲載していたりする場合もあるでしょう。
求人時給と実際に得られる時給に差があるのは、基本的に高時給で掲載したほうが効率よく求人応募が集まるためです。時給3,000円以上と掲載している場合は、嘘の可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。
併せて、店舗の公式サイト・SNSや系列店の有無なども確認するとよいでしょう。