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コンカフェで「飛ぶ」ってどういう意味?円満な辞め方も解説!
「飛ぶ」とは仕事を無断で突然辞めることを指し、コンカフェだけでなく他の業界でも使われています。コンカフェで働くキャストの中には、さまざまな事情を抱え「飛ぶ」方もいます。一方で、飛ぶことにはデメリットもあるため安易に考えないようにすることも大切です。
この記事では、コンカフェで飛ぶキャストがいる事情に加え、円満な退職方法について解説します。コンカフェ勤務に不安や悩みのある方は、ぜひ参考にしてください。
1.コンカフェで「飛ぶ」とは?
「飛ぶ」とは、周囲に何も言わずに急に仕事を辞めることを言います。コンカフェに限らず一般的にもよく使用される俗語です。
コンカフェで女の子が飛ぶ理由は、大きく2つあると言われています。1つ目は、お店側に事前に辞める意思表示をしてしまうと、フリーのお客さんを入れてもらえなくなることです。コンカフェで働く女の子にとって、フリーのお客さんが対応できなくなると稼ぎが減ってしまうことにつながるため、深刻な問題と言えます。「辞める直前までしっかりと稼ぎたい」と、飛ぶ女の子も少なくありません。
2つ目は、お店側から辞めるのを引き止められたくないという理由です。その他にも、辞めるというのが面倒くさいからなど、身勝手な理由で飛ぶ女の子もいます。
2.コンカフェで飛ぶとどうなる?
コンカフェで飛ぶと、飛んだことが周辺のコンカフェで噂となり、再びコンカフェで働くことが難しくなるケースもあります。飛んだ後も別の店舗で勤務を希望している場合には注意が必要です。また、給料日前に飛んでしまうと、それまで働いた分の給料をもらうのが難しくなることがあります。
お店側に自宅を知られていると、自宅までお店の同僚や責任者が来る可能性もあることも頭に入れておきましょう。
3.コンカフェで飛びたくなる・辞めたくなる理由
コンカフェで飛びたくなる・辞めたくなる理由は女の子によってさまざまです。コンカフェで働くことを楽しみにしていた女の子も、実際に勤務をしてみると大変なことも多く、早々に辞めたいと思うケースもあります。
ここでは、コンカフェで飛びたくなる・辞めたくなる理由について紹介します。
3-1.コンセプトへの違和感
コンカフェはお店によってコンセプトが異なり、雰囲気や働き方もさまざまです。「萌え」がテーマになっている明るい雰囲気のお店や、お酒が合うような大人な雰囲気のお店など、お店によって特徴が異なります。
多様なコンセプトのお店がある中で、勤め先のお店の世界観が自分に合っていないと働くことが苦痛になってしまうこともあります。例えば、制服の雰囲気が合わない場合は、通常の接客だけでなく、バックを期待できるチェキにも積極的になれず稼ぎにくくなるでしょう。
3-2.接客へのストレス
コンカフェはサービス業であるため、お客さんに対して丁寧な対応が求められます。苦手なお客さんであっても、多少のことは我慢して笑顔でコミュニケーションを取るのが基本です。
コンカフェに来店するお客さんはいい人だけでなく、キャストが傷つくような言葉を投げかけてくる人もいます。また、お客さんが女の子に好意を持ち、言い寄ってくるケースもめずらしくありません。日々の接客のストレスが原因となり、飛ぶケースもあります。
3-3.スタッフの人間関係
コンカフェではさまざまな女の子が働いており、女の子全員と仲良くなれるのは稀なことです。もちろん、女の子全員が仲良しで雰囲気のよいお店も存在します。しかし、スタッフ同士で派閥ができたり、人気のある女の子に嫉妬して嫌がらせをしたり、トラブルが存在するのも実情です。
派閥争いやギスギスした人間関係に疲れてしまい、コンカフェから飛んでしまう女の子もいます。
3-4.お店の問題
コンカフェの中には、女の子の待遇や労働環境が整っていない悪質店も存在します。例えば、「無理やりシフトに入れられる」「休憩時間がない」「給料が未払い」「営業許可のないサービスを強いられる」など、いわゆるブラックなお店です。その他にも、お店の責任者が高圧的な態度をしてくるなど、お店のスタッフに問題があるケースがあります。
労働環境に問題のあるお店では安心して働き続けることが難しく、女の子が辞めてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。
3-5.給料
「コンカフェで働いたらたくさん稼げる!」というイメージを持っている人も多いでしょう。しかし実際に働いてみると、思ったより稼げないという理由ですぐに辞めてしまう女の子も少なくありません。
コンカフェでは時給の他に、ドリンクやチェキのバックがあり、努力をすれば高収入を目指すことも可能です。しかし、簡単に稼げると思っているとイメージと現実のギャップが生まれて辞めることにつながります。
4.コンカフェを円満に辞めるには?
コンカフェを辞めると言い出せずに飛んでしまうと、のちのちトラブルに発展する恐れもあります。コンカフェを辞める際には、言いづらくてもできるだけお店側に意思表示をすることが大切です。
ここでは、コンカフェを円満に辞めるためのポイントについて確認しましょう。
4-1.辞めることを事前に伝える
お店を辞める意思がある場合には、できるだけ早めにお店側に伝えることが大切です。女の子が1人辞めるとなると、お店を回すために新しい女の子を採用するのが一般的です。新しい女の子がすぐに決まらない場合も考えられるため、早めに伝える必要があります。
「明日辞めます」など急に辞めてしまうと、お店だけでなく他の女の子にも負担が掛かるため、避けたほうがよいでしょう。辞めることを伝える際には、忙しい時間帯は避けるなどの気配りも大切です。
また、勤務期間を大学在学中など限定している場合は、先に伝えておくと後からトラブルになりにくいでしょう。
4-2.角の立たない理由を伝える
辞めることを伝える際には、角の立たない理由を伝えることが大切です。「学校が忙しくなった」と言われれば、お店側も引き止めようがないためスムーズに受け入れてくれる場合が多いでしょう。
一方で、「給料が低いから」「人間関係で悩んでいる」などと正直に話してしまうと、角が立つこともあります。辞める理由は正直に話す必要はないため、相手が納得するような理由を考えておきましょう。
また、引き止められるのが心配な場合は「次の仕事がもう決まっている」などと伝えると引き止められにくいです。辞める意志がかたいということをお店側に示すことが大切です。
4-3.常連のお客さんに挨拶する
お店を辞める際には、お世話になった常連のお客さんへの挨拶も忘れずに行いましょう。何も言わずに辞めてしまうと、お客さん側もガッカリしてしまいます。辞めることをお店のSNSで告知してもらえば、お客さん側も勤務最終日を知れるためお別れに行きやすくなります。
お店によっては卒業イベントを開催してくれる場合もあるため、イベントを盛り上げて感謝の気持ちを伝えましょう。
5.コンカフェを辞めた後はどうする?
コンカフェを辞めた後の女の子はさまざまな道に進みます。一般企業に就職する人もいれば、新しいバイトを探して勤務を始める人もいます。
ただし再度コンカフェ嬢として活動する場合には、規約で同じエリアで働くことを禁止しているケースもあるため注意が必要です。入店前に誓約書を記入する場合が多く、自分が記入したかどうか確認しておきましょう。
新しいコンカフェで勤務したい場合は、働いていたエリアとは異なる場所のコンカフェを探すのがおすすめです。
まとめ
コンカフェの仕事は華やかで楽しそうなイメージがある一方で、コンセプトが合わなかったり、接客・人間関係のストレスを抱えたりして、辞めたくなる女の子も少なくありません。
しかし、「飛ぶ」つまり突然辞めてしまうと、お店に迷惑が掛かるだけでなく、給料がもらえない・近隣で働きにくくなるなどのデメリットが生じるケースも理解しておきましょう。コンカフェを辞めたくなったときは、気が進まなくてもなるべく早く管理職の方に伝えることが大切です。