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コンカフェにアフターはある?誘われたときの注意点や断り方を解説

コンカフェ

キャバクラなどのナイトワークでは、店外でお客さまと遊ぶ「アフター」や「同伴」がよく行われます。キャストにとっての時間外労働とも言えるアフターについて、できれば行きたくないと思う方もいるでしょう。コンカフェの場合はアフターがないお店がほとんどですが、中には風俗営業許可を取っている、アフターありのお店も存在します。

この記事ではコンカフェで働きたいと思っている方に向けて、アフターを含むコンカフェでやらない行為を紹介します。アフターありのお店で働くキャストに向けて、お客さんにアフターに誘われたときの注意点や断り方の解説も行っているため、参考にしてください。

 

1.コンカフェにアフターは基本的にない

コンカフェには一般的にアフターや同伴はなく、アフターや同伴を禁止しているお店も多数存在します。特に厳しいお店の場合、同伴やアフターをしたキャストを即刻解雇するケースもあるため、注意しましょう。

アフターとは、キャバクラなどの店舗で、営業終了後にキャストがお客さんと一緒に遊びに行くことです。お店の外でお客さんと会ってアプローチし、次回もまた来店してもらうなどの目的で行われます。同伴も同じく店外でお客さんに会うサービスですが、こちらは出勤前に行われます。

コンカフェでアフターや同伴を行わない理由は、風営法違反になるためです。コンカフェの多くは風俗営業許可ではなく飲食店として営業許可を取っており、アフターや同伴を行うのは法律違反です。

コンカフェはさまざまなニーズに応えられるよう幅広いサービスを提供しており、本来認められていること、認められていないことの線引きが分かりにくくなっています。安全にコンカフェ嬢として働くには、きちんとルールを守っているお店を探す必要があります。

 

1-1.コンカフェでやらない行為のリスト

風俗営業許可を取っていないコンカフェでは、アフターや同伴以外にも、以下のような「接待行為」が禁止されています。

・客とのカラオケ

お客さんとカラオケをデュエットしたり、お客様のカラオケに合いの手を入れたりするのは接待行為にあたります。

・特定の少数客に向けたダンスや歌唱

少数のお客さんだけが見られる形でダンスをするなどの行為は接待行為にあたります。ライブハウスなどと同様に、お客さん全体にステージ上などでパフォーマンスを行うのは問題ありません。

・ダーツなどのゲーム

ダーツやボードゲームなどをお客さんと行うサービスは接待行為にあたります。キャスト同士、あるいはお客さん同士がゲームを行う場合は接待行為にはなりません。

・指名制度

指名されて特定のお客さんの席に着き、お喋りなどのサービスをするのは接待行為です。

・客と連絡先の交換

個人の連絡先をお客さんと交換するのは接待行為にあたるだけでなく、多くのコンカフェで禁止されている「つながり行為」です。ほとんどの場合お店のSNSアカウントを除いて連絡先は交換できません。

・客との密着

極端に密着してチェキを撮る、お客さんに食べ物を食べさせる、などの行為は接待行為として禁止されています。単純にポーズをとってチェキを撮る程度であれば問題ありません。

特定の客に対して長時間談笑する、密着する、ゲームをするなどの行為は「接待」に該当し、コンカフェではできません。知らずにやった場合お店が摘発される可能性もあるため、避けましょう。

 

1-2.風俗営業許可をとっているお店の場合はアフターあり

キャバクラやラウンジは風俗営業許可を取っているため、アフターや同伴などを合法的に行えます。同様に、風俗営業許可をとっているコンカフェの場合は、キャバクラと同様にアフターや同伴が可能です。ほかにも、風俗営業許可があるコンカフェでは、以下のようなサービスを提供している場合があります。

  • お客さんの席について歓談
  • 連絡先を書いた名刺を渡す
  • お客さんの前でカクテルなどを作る
  • お客さんに料理を食べさせる
  • 指名交渉をする
  • お客さんとボードゲームやカラオケをする
  • 待機中にお客さんと連絡を取り合う

これらのサービスを避けたい場合は、お店が風俗営業許可を取っているかどうかをWebサイトなどでチェックしましょう。

 

2.お客さんからアフターに誘われたときの注意点

風俗営業許可をとっているコンカフェであれば、客とアフターに行くことに問題はありません。

ただし、一般的にアフターは業務に含まれない傾向があり、多くのお店ではプライベートとして扱われます。また、コンカフェにはキャバクラのように男性スタッフが多数おらず、女性スタッフのみで運営しているお店も多いため、自分で自分を守る意識が必要です。

以下では、コンカフェで働くキャストがお客さんにアフターに誘われたときに意識しておくべき注意点を3つ解説します。

 

2-1.人の目が多くあるお店を選ぶ

自分が働く店以外の場所にお客さんと2人で行くため、万が一のことを考慮して人の目が多くある店や場所を選びましょう。たとえば、人が多く出入りする飲食店、個室ではない店などを選ぶのがおすすめです。自分からイニシアチブを取り、自分の知っている場所へ行くように誘うのも1つの手段です。

もしも個室カラオケやホテル、お客さんの自宅に誘われた場合は必ず断りましょう。特にお酒を飲んでいるお客さんの場合、密室の中では普段とまったく違う振る舞いを見せるケースがあります。また、キャストが住んでいる家のそばに行きたいとお客さんから言われた場合も、断るのが無難です。キャストの家に上がりこもうと考えている可能性もゼロではありません。

 

2-2.ストーカーになりそうなお客さんは避ける

アフターに誘われた場合でも、すべてのお客さんの誘いを受け入れる必要はありません。特に、ストーカーになりそうな人とアフターに行くのは避けましょう。

以下のような特徴があるお客さんは、ストーカー化しやすいため注意が必要です。

  • プレゼントの回数が異常に多い
  • 思い込みが激しい
  • 極端に嫉妬深い
  • 距離感が異常に近い
  • SNSなどに執拗にコメントを繰り返す
  • 自分の出勤日に必ず来店してくる
  • 自分が退勤するときに店の前で待ち構えている
  • お店からの特別扱いを求めたがる

これらの特徴があるお客さんとアフターをした場合、「自分だけがキャストのプライベートを知っている」と思い込む恐れがあります。うまく距離を置き、誘いを断るようにしましょう。

 

2-3.キャスト同士のトラブルに気を付ける

アフターに誘ってきたお客さんが、ほかのキャストとも親しくしている場合にも注意が必要です。安易に応じてしまうと、ほかのキャストから「客を奪った」と思われ、トラブルに発展する可能性があります。

トラブルを避けるには、客と他のキャストの関係をきちんと考慮してアフターの誘いに応じるかどうか判断することが重要です。特に入店した直後であり、お店の人間関係などを十分に把握していない場合は、アフターに誘われても断るようにしましょう。

 

3.アフターに誘われたときの断り方

そもそも多くのコンカフェにはアフターがありません。アフターに行きたくない場合は、アフターがないお店を探して応募するのがおすすめです。

とは言え、アフターがあるお店で働いている方にも、特定のお客さまとのアフターを断りたい場合や、どうしてもアフターができないときがあります。そういった状況で角を立てない断り方として、以下を活用しましょう。

遅くなると家族が心配する
「家族と同居しており、遅くなると心配される」という言い方をすれば、自然に断れます。特に年齢が若く、家族と同居していても不自然ではない場合は有効です。
ペットの世話がある
「ペットの世話をしないといけない」と伝え、断るやり方もあります。家族との同居が不自然な場合や、お店のコンセプトとして家族の話を出しづらい場合は効果的です。
朝から学校・仕事がある
「学校や仕事が理由で、朝早く起きないといけない」と断れば、思いやりがあるお客さんは受け入れてくれます。もしも「自分も明日早いのは同じ」などと言われた場合は、学校の場合は「大事な提出物がある」、仕事の場合は「仕事が繁忙期」などの要素を追加しましょう。

また、嘘をつきたくない場合や、お店のコンセプト上、家族・学校・仕事などのプライベートの話が難しい場合は、「今はアフターを考えていない」と伝えましょう。将来に期待を持たせることで、断っても角が立ちません。

 

まとめ

コンカフェでは、多くのお店でアフターや同伴を禁止しています。理由は、風俗営業許可ではなく、飲食店として営業しているお店が多いためです。アフターや同伴、プライベートの連絡先交換などをお客さんと行った場合、クビになる可能性もある点に注意しましょう。

風俗営業許可を取っているお店であれば、アフターを行える場合もあります。ただし、コンカフェの多くはキャバクラのように黒服がおらず、自己防衛を求められます。アフターに行く場合はなるべく人の目が多い場所を自分から選び、ストーカーになりそうなお客さんとの同伴は避けましょう。また、キャスト同士でトラブルにならないよう、人間関係にも注意を払ってください。アフターに誘われたときに断れるよう、言い訳を用意しておくのもおすすめです。

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