ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
コンカフェの時給はどのくらい?相場やバック制度・時給アップの方法も
コンカフェの時給はおおよそ1,000~2,000円前後となっています。カフェ形態のコンカフェよりもバー形態のコンカフェのほうが、お客さんが使うお金も多い傾向にあり、その分時給も高くなりやすいです。また、ドリンクバックやチェキバックなどのバックがあるコンカフェでは、時給にプラスして稼げます。
この記事では、コンカフェの時給相場やバック制度の詳細、時給アップを目指すための方法について解説します。これからコンカフェのアルバイトを始めようと考えている方は、必見です。
1.コンカフェの時給相場は?
コンカフェの時給相場は、約1,000~2,000円です。お店によって時給は異なりますが、都心部のお店は時給が高めの傾向です。
また、コンカフェは意味合いが広い言葉で、お店の形態はカフェ形態とバー形態、接待の伴うような形態の大きく3種類に分けられます。時給相場もそれぞれで多少異なるので、以下で詳しく紹介します。
1-1.カフェ営業の場合
カフェ営業のコンカフェとは、いわゆる一般的なカフェやレストランのイメージで、そこに何かしらのコンセプトが加えられたようなお店です。メイド喫茶や猫カフェなども、コンカフェの一種と言えます。
仕事内容は、接客と簡単な調理業務、清掃などが主な仕事です。
カフェ営業のコンカフェの場合は、時給はそこまで高くはなく、1,000~1,500円前後が一般的です。1日5時間×週3回の勤務で、バック制度のないお店だと月給6万~9万円前後となります。
1-2.バー営業や接待を伴う場合
バー営業のコンカフェは、イメージとしてはガールズバーに近いお店です。バーカウンター越しでお客さんと話しながら、レジや清掃、簡単な調理業務、ドリンクづくりなどを行います。バック制度を導入しているお店も多いので、キャストとしての人気が売上を左右しやすい形態です。時給はおおよそ2,000~3,000円以上、月給は10万円以上となることもあります。(※働いた日数によって異なります)
「接待」とは、お客さんの横に座りお酒を注いだり、お話をしたりするようなサービスを指します。そのため、コンカフェと名乗っていたとしても、実態はキャバクラやラウンジに近いような、風俗営業の許可を取得しているお店です。
2.時給を左右するコンカフェのバック制度
コンカフェには、「バック制度」を導入しているお店もあります。チェキの撮影やドリンクオーダーを入れてもらった際に、その料金の10~30%程度が、自分のお給料に還元される仕組みです。ここでは、バック制度の詳しい解説とともにもらえるバックの相場を解説します。
2-1.ドリンクバック
ドリンクバックとは、お客さんがキャストに対してオーダーした(奢った)際のドリンクの料金の中から、キャストへ支払われるインセンティブのことです。
バック相場は10~30%程度で、1,000円のドリンクを注文してもらった場合、バック率が10%なら100円、30%なら300円が自分の収入として返ってきます。中には「シャンパンバック」と言われるようなバックもあり、1本10万円くらいのボトルをあけてもらうことで、1万円以上のバックがもらえます。
キャストはお客さんに多くのドリンクをオーダーしてもらうことで、自分の収入を直接的に増やすことが可能です。そのため、キャストはお客さんとのコミュニケーションを大切にし、お客さんが楽しみながら飲み物をオーダーする雰囲気を作ることが求められます。
2-2.チェキバック
チェキバックとは、キャストとの2ショット写真(チェキ)をお客さんが購入した際、そのチェキ撮影料金の中からキャストへ支払われるインセンティブのことです。お店によって異なるものの、チェキの撮影料金は1枚300円~1,500円前後で、バック率は10%~50%程度となります。1枚1,000円であれば、バック率10%のときは100円、50%のときは500円がバックとして入ります。
キャストと写真が撮れるチェキは、コンカフェの人気サービスの1つです。チェキバックでうまく稼げると、収入が上がりやすくなります。
2-3.カラオケバック
カラオケバックとは、キャストにカラオケで歌ってもらう(もしくは一緒にカラオケを楽しむ)際にかかる料金の中から、キャストに支払われるインセンティブのことです。お店によって異なるものの、カラオケ料金は1曲300円~1,000円程度で、バックとして10%~50%前後のお金が返ってきます。
歌が好きな場合や歌唱力に自信がある場合は、歌って楽しみながらバックをもらえる、おいしい制度とも言えるでしょう
3.コンカフェで時給アップを目指すには?
昇給制度を用意しているお店では、経験や年数を重ねることで時給が徐々にアップしていくでしょう。それ以外にも、コンカフェで時給アップするためにはいくつかの方法があるので、以下で紹介するポイントを参考にしてみてください。
3-1.時給の高いお店を選ぶ
コンカフェ業界では、各店舗によって時給が異なることが多いです。そのため、アルバイトを始める前の段階で、各店舗の時給をしっかりとリサーチすることが大切です。
一般的に、新宿・渋谷・池袋などの都心部や人気エリアにある店舗は、地方や郊外の店舗よりも時給が高い傾向にあります。また、店舗のコンセプトや人気度、顧客層なども時給に影響を与える要因です。
一方で、高時給のお店が必ずしも良いお店とは限らない点も覚えておきましょう。たとえば、高時給を提示しているものの、実際には厳しいルールやノルマがあるケースや、働く環境が良くないことも考えられます。そのため、時給だけでなく、働く環境やスタッフの雰囲気など、さまざまな要素を総合的に判断して、自分に合ったお店を選ぶことが大切です。
3-2.人気キャストになる
人気キャストになれば、時給やバックのアップが期待できるほか、常連客が自分につくのでその分バックで稼ぎやすくなります。
人気キャストとしての地位を築くためには、まずは、お客さん一人ひとりに丁寧な接客を心がけることが基本です。自分の魅力や特技を活かし、お客さんの印象に残すことも大切となってくるでしょう。
ほかにも、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを活用して自身のファンを増やす努力をするのも、1つの手段です。自分の日常や仕事の様子をアップロードすることで、ファンとの距離を縮めやすくなり、店舗への来店を促せます。
3-3.シフトにたくさん入る
コンカフェで収入の向上を目指す際、1つの効果的な方法は「シフトにたくさん入る」というアプローチです。単純に考えれば、多く働けばそれだけ収入が増えるという直接的な関係があるため、初歩的ながら非常に実効性のある方法です。
それだけでなく、頻繁にシフトに入ることで、お店のスタッフやお客さんとの関係も深まりやすくなります。リピーターのお客さんが増える可能性が高まるだけでなく、店長やスタッフからも信頼を得られるようになり、さらなるチャンスや優遇を受けられる可能性が広がるでしょう。
一方で、シフトに頻繁に入ることは体力的・精神的な負担も大きいため、適切な休息を取ることや、自身の健康管理も忘れずに行うことが大切です。
まとめ
コンカフェでお給料を上げていくには、人気のキャストを目指していくことが大切です。お店の中にいる1人のキャストとしてではなく、キャストの〇〇ちゃんと、存在と名前を覚えてもらうことが必要不可欠です。
お客さんも、推しのキャストに対しては、お店での評価を考えてくれて、ドリンクやチェキを注文してくれたり、SNSを拡散してくれたりするでしょう。
また、1回きりだけではなく、長期にわたって継続的に応援してくれるお客さんを作れれば、より稼げるようになります。1回1回の接客を大切にして、お店のコンセプトに合ったキャストになりきりましょう。