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ガールズバーの体入で必要な持ち物は?おすすめの服装も詳しく解説

ガールズバー

ガールズバーで働く際は、まず求人探しをして、気になったお店に応募して面接をするという流れが基本です。一般的な業種の場合、採用が決まって双方の同意を得たのちにすぐ雇用契約を結び正式に働き始めますが、ガールズバーをはじめとしたナイトワークでは、正式に入店する前に「体験入店(体入)」を行います。

ガールズバーで初めて働く女性にとって、体入中は分からないことが多く不安を覚えるでしょう。よいスタートを切るためにも、あらかじめ体入についての知識を得ておくことが大切です。

そこで今回は、ガールズバーの体入とは何か、流れや必要な持ち物、服装などを交えて詳しく解説します。また、体入前・体入時のチェックポイント、さらに採用率をアップさせるためのコツも説明しているため、ガールズバーバイトをしたいと考えている女性はぜひご覧ください。

 

1.ガールズバーの体験入店(体入)とは

体験入店(体入)とは、いわゆる本入店前の「お試し勤務」のことです。ガールズバーやキャバクラをはじめとしたナイトワークでは、採用した女性すべてに設けている制度となっています。

ガールズバー求人に応募した女性が、本入店前に体入をするメリットは、下記の通りです。

  • 仕事の流れを掴める
  • お店の雰囲気やルールを把握できる
  • 来店するお客さんの層を知れる など

一度体入をしてこれらのポイントを押さえたのち、「やっぱり自分には向いていない」と思えば、本入店を断ることももちろん可能です。また、体入制度を活用して、複数の店舗で体入しながら最もしっくりきたお店を選ぶという方法もできるでしょう。

体入期間はいわばお試し期間ですが、給料はもちろんその日のうちに支払われます。「実際に働いて稼ぎながら、働きやすいお店を見つけられる」という点を考えると、体入は一石二鳥の制度と言っても過言ではありません。

 

1-1.ガールズバー体入時の給料や支払い方法

ガールズバーの体入中の時給は、本入店時と同様の額を貰えることがほとんどです。本入店時・体入店時の時給相場は地域によっても異なるものの、約1,500~2,500円と考えておきましょう。中には、体入中のほうが時給を高く設定しているお店もあります。

また、ガールズバーの給料は「設定された体入時給×勤務時間」で算出される額を全額受け取れるわけではありません。お店によって細かに異なるものの、最終的な給料額はいくつかの項目が天引きされたあとの額となります。

ガールズバーの給料における具体的な天引き項目は、下記の通りです。

  • 源泉徴収(10%程度)
  • 送迎費(1,000~2,000円程度)
  • 衣装レンタル代(500円程度)
  • 雑費(500円程度)

これらの項目は、多くのガールズバーで天引きされる項目と考えておきましょう。お店によって天引き項目や各項目の取り分は異なるものの、合計して総額の15~20%程度が差し引かれる傾向にあります。

なお、給料は基本日払いで、その日の仕事が終わったタイミングで働いた分のお金を受け取れます。しかし、後日振込対応となるケースも一部あるため、気になる方は事前に確認しておきましょう。

 

2.ガールズバーで体入する際の流れ

ガールズバーの体入は、面接が終わって採用されたのちに決定します。お店選びから体入後の流れまであらかじめ知っておくことで、スケジュールも調整しやすくなるでしょう。

ここでは、ガールズバーの体入の流れを4つのステップごとに詳しく紹介します。

1.入店・面接
求人サイトで気になるお店が見つかったら、まずは応募します。採用スタッフと連絡をとって、決められた日に指定の場所まで訪れて面接を行いましょう。ガールズバーは面接当日に採用・不採用が決まるケースが多く、採用の場合は面接後すぐに入店準備が始まります。なお、別日で面接をしている場合、その日は体入をせずにそのまま仕事内容の説明に入ります。
2.仕事内容の説明
採用・体入が決まったら、体入への準備としてまずは必ず店舗スタッフから仕事内容の説明が行われ、仕事の主な流れやお店のルール、さらに給料システムなどについて細かく聞けます。覚えることが多くあるためメモをとったり、疑問に思ったところはすぐに質問したりしましょう。
3.着替え・ヘアメイク
仕事内容の説明が終わったら、最終の準備として着替え・ヘアメイクをします。制服や衣装が用意されていないお店で、かつ面接の時点でしっかりおしゃれな格好をしてきている場合は、着替え・ヘアメイクの必要はありません。
4.接客
着替え・ヘアメイクが終わり、営業時間を迎えたらいよいよ体入開始です。お店に訪れたお客さんを楽しませるために、お酒を飲んだり積極的に会話をしたりしましょう。お客さんはプロの接客を求めているのではなく、単純に女性との会話を楽しみに訪れている方が多いため、リラックスして接客することがおすすめです。

初めてガールズバーで働く女性にとって、お酒の作り方や提供する流れ、お酒の貰い方などについて分からないことが多々あるでしょう。緊張するあまりしっかり仕事をこなせないという事態を避けるためにも、ときには先輩キャストに頼りながらゆっくりと仕事を覚えることが大切です。

 

3.ガールズバーの体入で必要な持ち物5つ

ガールズバーの面接・体入時は、顔写真付きの身分証明書をはじめとして、持っていくべきものがいくつかあります。

ここからは、必要な持ち物を5つ紹介します。また、ここで紹介する持ち物はあくまでも代表的なものであるため、面接日程を決める際はお店のスタッフにあらかじめ何が必要かを確認しておきましょう。

 

3-1.顔写真付き身分証明書

ガールズバーの面接・体入時の必需品が、顔写真付き身分証明書です。有効となる顔写真付き身分証明書には、下記が挙げられます。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 住基カード
  • 学生証

保険証・診察券・住民票など、個人情報は特定できても顔写真の付いていない身分証明書はNGとなるため、注意してください。

また、お店が顔写真付き身分証明書を求める理由は、「本人確認・年齢確認のため」です。身分証明書を提出することで悪用が不安になる女性もいますが、お店側は健全に運営するために身分証明書の確認が必要となるため、むしろ顔写真付き身分証明書を要求しないお店は怪しいと考えてもよいでしょう。

 

3-2.ハンカチ

採用された際、そのまま体入もするつもりで面接に行くなら、ハンカチも欠かせません。

体入中、ハンカチは「お手洗いへ行くとき」「お酒を作る際・提供する際に手が濡れてしまったとき」などで大いに役立ちます。また、ハンカチをしっかり持っていることによって男性のお客さんからも好印象を抱かれるため、持ってきておいて損はありません。

 

3-3.ミニバッグ・ポーチ

ハンカチと同様、面接からそのまま体入をするなら、ミニバッグまたはポーチを持っておきましょう。ミニバッグ・ポーチの中には、前述したハンカチや、名刺・名刺入れなどの小物を入れます。

また、ガールズバーはれっきとした接客業であり、メイクには常に気を遣っておく必要があります。化粧が崩れてしまった際はすぐお手洗いでメイク直しができるよう、ミニバッグ・ポーチに化粧品を忍ばせておきましょう。

用意する化粧品の数が多いと自ずとバッグ・ポーチも大きな容量が必要となるため、ファンデーション・リップのみなど必要最低限の化粧品を持参することがおすすめです。

 

3-4.メモ帳・ペン

面接時や体入時は、お店のスタッフから必ず仕事内容の説明を受けます。ガールズバーは基本的にお客さんとのお酒やトークを楽しむ仕事ですが、具体的にはドリンク作りや接客マナーなど、お店のルールが数多くあります。

細かな業務内容やお店のルールをしっかり覚えておくためにも、必ずメモ帳・ペンを持参しておきましょう。ガールズバーで働いた経験のない女性や、記憶力に自信のない女性であれば、メモ帳・ペンは必須の持ち物と言っても過言ではありません。

 

3-5.メイク道具

ガールズバーの体入をするときは、ミニバッグ・ポーチに入れる必要最低限の化粧品だけでなく、別にいくつかのメイク道具を持っておくこともおすすめです。

ファンデーションやリップは比較的ヨレやすいため、仕事中も常に持っているミニバッグ・ポーチに忍ばせておくことがおすすめですが、長時間働いているとアイメイクや眉メイクも当然ヨレてくるため、万が一のときに備えたメイク道具を持ってきておいて損はありません。

また、これらのメイク道具を手持ちサイズのバッグやポーチにすべて収納するのは難しいため、仕事中はロッカー内のカバンに置いておきましょう。

 

4.ガールズバーの体入時の服装

ガールズバーに初めて体入をするとき、持ち物のほかに気になるポイントが服装です。

ガールズバーはキャバクラと違ってドレスを着用する必要性はなく、私服で働けるお店がほとんどとなっています。しかし、衣装が決まっていないことからかえって服装に迷う女性も多くいるでしょう。

そこで次に、ガールズバーの体入時の服装について詳しく説明します。

 

4-1.衣装が決められているガールズバーもある

ガールズバーによっては、衣装が決められているケースもあります。このようなお店の場合は、下記のような衣装が支給・レンタルされます。

  • 制服
  • バニーガール
  • メイド服
  • 着ぐるみ など

特に、クリスマスやハロウィンといったイベントの際は衣装が指定されることも多々あります。イベントによる衣装の着用指定があった際は、自分たちで自由に用意できるケースが多いでしょう。

常に衣装が決められているガールズバーでは、支給・レンタルが一般的です。このようなお店は、出勤前にわざわざ服装を考えずに済む点や、衣装目当てに楽しむお客さんが多く訪れるというメリットがあります。

 

4-2.服装の指定がない場合はワンピースが無難

服装の指定が特にないガールズバーの場合、女性らしいワンピースが無難です。お店のコンセプトによっても異なるものの、基本的にはミニ丈のワンピースが特に好まれるでしょう。ボディラインが分かるディティールやレースなどの女性らしい素材は、なおおすすめです。

また、季節を問わず露出度を高めにすることもポイントです。露出度の高い服装と言っても、「二の腕から下・太ももから下の素肌を見せる」程度の上品な露出をしましょう。冬でも店内は暖房がしっかり効いているためさほど寒さは感じませんが、不安な場合は薄いアウターを1枚用意しておくこともおすすめです。

 

5.ガールズバーの体入前に知っておきたいポイント2つ

ナイトワーク初心者の女性でも不安なく体入に臨むためには、ガールズバーの仕事に関する知識をあらかじめ習得しておきましょう。

ここからは、ガールズバーの体入前に知っておきたいポイントを2つ、それぞれ詳しく紹介します。ナイトワーク未経験者の女性や体入に不安を抱えている女性は、ぜひご覧ください。

 

5-1.基本的に履歴書は不要

一般的な業種の場合、面接の際には必ず履歴書が必要です。しかし、ガールズバーをはじめとしたナイトワークや風俗バイトでは、ほとんどのケースで履歴書が不要となります。その理由として、「ナイトワーク・風俗バイトは学歴や職歴を重視しないため」「応募ハードルを下げるため」の2点が挙げられます。

ガールズバーでは履歴書が必要ない代わりに、お店が独自に作成した専用の用紙が渡されます。専用の用紙には「週何日・何時間働けますか?」など簡単な質問が記載されているため、簡単に答えられます。

また、一部のお店では履歴書が必要となるケースもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

5-2.本入店を断ってもOK

ガールズバーの体入はいわゆるお試し勤務であり、正式な本入店はまだ決まっていない状態となります。体入店中にお店の雰囲気や業務内容を試してみて、「自分には向いていないかもしれない」と感じた際は本入店を断っても何ら問題はありません。

基本的に、体入期間はあらかじめ定められており、期間が終わればお店側から本入店をするかどうかを問われます。本入店を断りたい場合は、「思っていたのと違ったので」などの理由を素直に伝えてきっぱりと断りましょう。基本的に、お店からしつこく辞退を引き止められることはありません。

 

6.ガールズバーの体入時にチェックしたいポイント4つ

体入は、本入店をしてもストレスなく働き続けられるかを見極めるための重要な期間です。本入店決定後に「やっぱり合わない」と辞めるようなことがないよう、あらゆる点をしっかりチェックしておきましょう。

ここからは、ガールズバーの体入時にチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。

 

6-1.雰囲気

ガールズバーの体入時において、特によくチェックすべき点がお店の雰囲気です。お店の内観やコンセプトといった雰囲気はもちろん、男性スタッフの対応力や同じお店で働く女性キャスト間の関係性など、細かい部分をしっかりと確認することが大切です。

お客さんやほかの女性キャストと一緒にワイワイと楽しみながら働きたい女性は比較的賑やかな雰囲気のあるお店、反対に賑やかな雰囲気が苦手な女性は静かで落ち着いた雰囲気のあるお店が合います。体入中は、自分のタイプとお店の賑やかさが合うかどうかも見ておきましょう。

 

6-2.客層

ガールズバーの客層は、地域によって大きく異なります。

例えば、オフィスビルが集まった中心地の場合、幅広い年齢層の男性が訪れます。その中でも、特に20〜30代のサラリーマン男性など比較的若い層が多く、キャストも比較的若々しく見える女性が好まれる傾向です。一方で、ベッドタウンの最寄り駅周辺にあるようなガールズバーであれば、落ち着いた雰囲気のお客さんが多く、清楚で大人しめの女性が好まれる傾向にあります。

そのため、「客観的に見た自分のタイプと、そのお店によく訪れるお客さんが好むタイプが合っているかどうか」をメインにチェックするとよいでしょう。

 

6-3.給料

高収入を得ることを目的にガールズバーバイトをするからこそ、給料も欠かせないチェックポイントです。

基本的に、ガールズバーの給料システムは「時給制+ドリンクバック」で構成されます。時給相場は地域によって差が生じるものの、1,500~2,500円程度となっています。都心部などでは、3,000円程度の時給を提示しているお店もあります。

体入時は、求人情報に記載されていた基本時給と同じ額を貰えているか・相場よりも前後に大きくかけ離れた時給ではないかの2点に注目しましょう。

 

6-4.立地条件

お店の立地は、客入りの大小に大きくつながります。立地が悪く、目立たない場所にあるようなお店は客入りが悪く、稼ぎにくいと言っても過言ではありません。一方で、好立地にあるお店は新規のお客さんも入りやすく、効率よく稼げます。

とは言え、立地が悪いお店でも多くのお客さんが日々訪れるお店は多くあるため、一概に「立地が悪い=稼げない」と考えるのは避けましょう。まずは一度体入をしてから、お客さんの数や忙しさを実際に確認することがおすすめです。

 

7.ガールズバーの体入で採用率をアップさせるコツ3つ

体入ができている時点で、一度お店から採用されたも同然ですが、必ずしも体入をしたからと言って望めば必ず本入店ができるわけではありません。体入時の仕事ぶりによっては、あらためてお店側から不採用を言い渡される可能性もあるため、たとえ一度体入をさせてもらったからと言って適当に働くのはNGです。

最後に、ガールズバーの体入で採用率をアップさせるためのコツを3つ紹介します。

 

7-1.挨拶はしっかり行う

ガールズバーでは、体入中・本入店後にかかわらず、必ずお店のスタッフや女性キャストに挨拶をしましょう。

体入期間は、一般的な企業で言う「試用期間」です。一般的な企業においても、試用期間中に重大なトラブルを起こした社員は解雇されるように、ガールズバーの体入中も働きによっては本入店を断られる可能性も大いにあります。

挨拶は、社会人としての大切なマナーです。お店の雰囲気を壊さないためにも、挨拶は欠かさず行いましょう。

 

7-2.接客中は笑顔を忘れない

ガールズバーの女性キャストの中には、「お金が必要だから、仕方なく働いている」という気持ちで働く女性もいます。このような気持ちを抱いていても、最悪お客さんにそのような気持ちが伝わる接客をしなければ問題はありません。

しかし、イヤイヤ接客をしているといった雰囲気がお客さんに伝わるような笑顔のない接客は、お客さんとのトラブルのもととなるだけでなく、お店からの評価の大幅な低下にもつながってしまいます。一度注意を受けても笑顔のない接客が続く場合、体入期間中のクビもあり得るため、接客中は笑顔を忘れないようにしましょう。

 

7-3.なるべくお店の雰囲気に合わせる

ガールズバーの体入で採用率をアップさせるためには、なるべくお店の雰囲気に合わせた服装・立ち居振る舞いをすることが大切です。

例えば、やや年齢層の高いお客さんが多く訪れる落ち着いた雰囲気のガールズバーで働く場合は、上品な露出をした服装にしたり、元気よくお酒をすすめたりするのは、お店のカラーに合わない接客方法と言えます。

お店の雰囲気は実際に体入をしてみなければ分からず、かつ1日だけですべてを把握しきるのは困難ですが、なるべく周りに合わせた対応をしましょう。お店の雰囲気に寄せることで、お店側からも「柔軟に対応できる子」といった評価がされ、採用率も格段に向上します。

 

まとめ

ガールズバーにおける体入とは、本入店前のお試し勤務を指します。ガールズバーなどのナイトワークでは一般的な制度であり、仕事の流れが掴める・お店の雰囲気を把握できるといったメリットがあります。

最初の体入時は、顔写真付き身分証明書が必須です。また、ハンカチやミニバッグ・ポーチ、化粧品なども持っておくと安心でしょう。服装は、お店の雰囲気やほかの女性キャストを参考にすることが大切です。

体入時の働きによっては、お店側から本入店を断られる可能性があります。理想のお店で確実に本入店をするためにも、本入店の気持ちで体入に臨むことが重要です。ここまでの内容を参考に、ぜひ気になるガールズバー求人に応募して、体入をしてみてください。

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