ガールズバーでお客様にシャンパンを入れてもらう煽り方を徹底解説

ガールズバーに限らずナイトワークにおいて、注文があると大きく盛り上がるお酒の1つがシャンパンです。シャンパンをお客様に入れてもらえると、お店の売り上げがアップし、バックにもつながるとキャストにとってよいことが多くあります。お客様に気持ちよくシャンパンを入れてもらう煽り方を知っておけば、稼げるだけでなくお店からの評価も高いキャストになれるでしょう。

この記事では、ガールズバーのキャストに向けて、シャンパンを入れる確率が高いお客様の特徴やシャンパンを入れてもらうための煽り方を解説します。

ガールズバーでシャンパンを煽るのは、風俗営業許可を取得しているお店であれば法的に問題ありません。しかし、風俗営業許可を取得していないガールズバーの場合は、風営法違反になる恐れがあります。

風俗営業許可を取っていないガールズバーでは、接待行為をともなう営業は禁止されています。接待行為は、法律上「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」とされており、具体的には以下のような行為を指します。

このように、シャンパンを煽るのは接待行為とみなされる可能性が高く、リスクがあると言えます。風俗営業許可を取得していないガールズバーでは、シャンパンを煽るのはもちろん、上記のような行為も禁止されているため注意しましょう。

以降の各見出しでは、風俗営業許可を取得したガールズバーで、お客さんにシャンパンを煽るコツについて解説します。

ガールズバーで勤務するほとんどのキャストは、お客様にシャンパンを入れてもらうと嬉しいと感じるでしょう。理由は、お客様にシャンパンを入れてもらうと、キャストにとって以下のようなメリットがあるためです。

ガールズバーでは、お客様からドリンクを入れてもらうとドリンク1杯ごとにドリンクバックがもらえるのが基本です。ドリンクバックの値段はそれぞれのお店によって異なりますが、ドリンク1杯につき100円～500円ほどが相場です。

料金の高いテキーラやシャンパンなどはドリンクバックも高く、相場よりも高額になる傾向があります。

ドリンクバックは、ガールズバーで勤務する女の子の貴重な収入源です。例えば、100円のドリンクバックを10杯分ゲットするだけで、1,000円の収入となります。ガールズバーの時給の相場は1,500円～2,000円であるため、時給の半分近いお金をドリンクバックで受け取れます。

シャンパンを入れてもらうことは、ほかのお客様へのアピールにもつながります。シャンパンは価格も高いため、お客さんが注文するとお店にいる周囲の人からも注目を集めます。

お客様の誰かがシャンパンを入れると、ほかのお客様も間接的に意識してしまうのはよくあることです。シャンパンを入れているお客様を見て、「自分もシャンパンを注文しよう」と決断するお客様も少なくありません。

また、キャストの女の子がシャンパンを入れてもらって喜んでいる姿を見れば、自分も喜んでもらいたいと対抗心を燃やしてしまうお客様もいるでしょう。

お客さんの誰かがシャンパンを入れてくれると、ほかのお客様にシャンパンの注文が連鎖することが期待できます。

シャンパンの注文は、キャストだけでなくお店にとっても喜ばしいことです。シャンパンを入れるお客様が多いとお店の売上に直結するため、お店からの評価も上がります。

お店の売上に関わるものにはボトルキープやフードのオーダーがありますが、ボトルキープは管理が大変であり、フードは作る手間が掛かります。一方で、シャンパンは提供も楽で、ボトルキープのように管理の必要もありません。

また、シャンパンなどのお酒類は利益率も高く、注文が入れば入るほどお店の売上アップにつながります。シャンパンの注文を頻繁に受けるキャストは、お店にとって重宝したい人材と言えるでしょう。

ガールズバーにはさまざまなタイプのお客様が来店します。お客様の中には、キャストがおねだりすればシャンパンを入れてくれるお客様と、おねだりしてもシャンパンを入れてくれないお客様がいます。

シャンパンを煽る際には、シャンパンを入れてくれるお客様を見極めてシャンパンを煽ることが大切です。

以下では、シャンパンを入れるお客様と入れないお客様の特徴について解説します。

シャンパンを入れやすいお客様には、以下のような特徴があります。

シャンパンを入れる確率が低いお客様の特徴は、以下の通りです。

お客様にシャンパンを入れてもらうにはコツが必要です。ストレートにシャンパンをおねだりするよりも、うまく煽るコツを活用することでシャンパンを入れてもらえる成功率が高くなるでしょう。

ここでは、お客様にシャンパンを入れてもらえるように煽る方法を6つ紹介します。

ガールズバーでのドリンクのもらい方｜NGなねだり方ともらうコツも

シャンパンに限らず、お客様にドリンク交渉をする前には、まずお客様に楽しんでもらうのが重要です。お客様が楽しんでいないのにドリンク交渉をしても、ドリンクを注文してもらえないどころか、気分を悪くしてしまうこともあります。

シャンパンなどの高額なドリンクであればなおさら、シャンパンを煽る前に楽しんでもらえるようベストを尽くすのが大切です。お客様に楽しんでもらうには、まずは会話で場を盛り上げ、コミュニケーションを取って、「もっと接客してほしい」と思ってもらうのがポイントです。

気分よくシャンパンを入れてもらえるように、会話術を駆使してお客様の気分を事前に盛り上げておきましょう。

シャンパンが好きなキャラクターを演じるのも、シャンパンを入れてもらうための重要なポイントです。ただのお酒好きではなく、シャンパンを指定するとおねだりが通りやすくなります。

ガールズバーのお客様には、キャストが喜ぶことをしてあげたいと考えている方が多くいます。接客をしているキャストがお気に入りであればなおさらです。シャンパンが好きと言われれば、ほかのお酒よりもシャンパンを優先してくれる可能性も高くなるでしょう。

ただし、これまでシャンパンが好きというアピールをしてこなかったキャストが、お客様の前だけで急にシャンパンが好きと言っても、お客様は困惑します。スムーズにシャンパンを入れてもらえるように、日頃からシャンパンが好きだというキャラづくりをして、普段からしっかりとアピールしておきましょう。

ガールズバーに限らず、相手に要求を通しやすくする手法に「フット・イン・ザ・ドア」があります。フット・イン・ザ・ドアとは、小さな要求をしてOKをもらい、その後で大きな要求を出して断りにくくする方法です。

まず値段の安いドリンクから注文をしてもらい、その後でシャンパンを煽る流れにするとお客様が断りづらくなります。一度ドリンクの注文をOKしているため、次に頼まれたシャンパンも断れないという心理になっていることが多いでしょう。

いきなり高いシャンパンを頼まれるとためらってしまうお客様でも、徐々に高いお酒を注文していけば財布のひもが緩くなります。フット・イン・ザ・ドアを活用しながらシャンパンを煽れば、成功UPにつながります。

誕生日などのイベントの日は、シャンパンをおねだりする絶好のチャンスです。普段はあまりシャンパンを入れないお客様も「記念日だから特別に」とシャンパンを入れてくれる可能性が高くなります。自分の誕生日だけではなく、同じお店のキャストの誕生日も、シャンパンを煽りやすいため狙い目です。「一緒にシャンパンでお祝いしよう」と伝えると、お客様もシャンパンを入れやすい雰囲気になります。

また、誕生日以外にも記念日を作り、特別な日という印象を与えてシャンパンを入れてもらう方法もあります。「来店〇回記念」など、お客様にとって特別に感じてもらえる記念日を作るのがポイントです。日頃からお客様の来店日などを覚えておくとよいでしょう。

ガールズバーでは、1杯ずつドリンクを注文するよりもボトルのほうが安くなるケースがあります。ボトルのほうが安いと伝えれば、お客様も「自分のために言ってくれている」と感じて、キャストの印象アップにもつながるでしょう。

ボトルで注文したほうがお得になる、とお客様に印象付けることで、抵抗感なくシャンパンを入れてくれるでしょう。

シャンパンを入れてもらったらしっかりとリアクションをすることが大切です。通常よりもハイテンションで、少し大袈裟に喜ぶ姿をお客様に見せましょう。お客様のほとんどが、キャストの喜んでいる顔を見れば「シャンパンを入れてよかった」と感じます。

一方で、シャンパンを入れたのにキャストの反応が薄いと、今後シャンパンを入れてくれる可能性が低くなるため、リアクションには注意が必要です。

シャンパンを入れてもらった時には、自分だけでなくお店にいるほかのスタッフも含めて喜びを表現しましょう。お店全体でよい雰囲気を演出し、シャンパンを入れると特別な雰囲気になるという印象を与えることが大切です。

シャンパンを煽るときには、お客様に好意を持ってもらえるようにふるまうのが大切です。煽り方によってはお客様からの好意をなくす可能性があるため、煽り方には注意が必要です。

ここでは、お客様にシャンパンを煽るときにやってはいけないことを紹介します。

お客様が席についてすぐのタイミングでシャンパンを煽るのはNGです。お客様側からすると、まだ会話もしていないのにシャンパンを煽られてもあまりよい気分ではありません。

また、お客様の意思を無視してシャンパンを煽ったり、勝手に注文したりするのもNGです。高価なお酒を勝手に頼むぼったくり店のように感じるお客様もおり、お店自体の信用に傷がつく恐れもあります。

シャンパンを煽る際にアフターや店外デートを匂わせるのはよくありません。その気がないのにお客様に期待を持たせると、後々トラブルに発展してしまう恐れがあります。

キャストは冗談のつもりでも、お客様側はアフターや店外デートの匂わせを本気にしてしまい「期待してシャンパンを入れたのに騙された」と怒ってしまう可能性があるでしょう。匂わせが原因となり、関係が良好であったお客様との信頼関係が壊れてしまうことにつながりかねません。

もちろん、本当にアフターや店外デートに行く気があれば匂わせても問題ありません。いつも来てくれている常連客、いわゆる「太客」のお客様などが相手であれば、アフターや店外デートと引き換えにシャンパンを煽るのも1つの手段です。

ガールズバーに来店しているお客様の経済力は、それぞれ異なります。シャンパンを煽る際には、お客様の懐事情を考慮して煽ることが大切です。

相手に無理をさせてシャンパンを入れてもらうと、その場では売上が伸びても、リピーターとしての来店が見込めなくなる恐れがあります。また、お客様側は、払えない金額のシャンパンをしつこく煽られても不快になるでしょう。お客様が無理をしていないかを見極めておねだりをするのがポイントです。

相手が酔っぱらっていて正常な判断ができていない場合は、お客様側に忠告しましょう。酔った勢いでシャンパンを入れてもらっても、後からトラブルになりかねません。

今後のお客様との関係を大切にするために、お客様の立場に立って考えて無理に煽らないようにしましょう。

シャンパンには種類がいくつもあり、シャンパンを入れてもらいたいならばシャンパンの種類についても知っておく必要があります。

以下は、ガールズバーなどでよく提供されているシャンパンです。

風俗営業許可を取得しているガールズバーでは、お客様にシャンパンを煽れます。シャンパンを煽るときには、まずはガールズバーを楽しんでもらいましょう。その上で、シャンパンが好きなキャラを演じる、値段の安いドリンクから高価なシャンパンへとつなげる、記念日を作るなどお客様の心をくすぐる方法でおねだりしてください。入れてもらったらしっかりとリアクションをして、お客様に特別な雰囲気を味わってもらうのも重要です。

ただし、席に着いたお客様と会話する前にシャンパンを煽ったり、強引に注文したりするのはNGです。また、アフターや店外デートを匂わせてシャンパンを煽る、相手の懐事情を考慮せず無理に注文させる、などの行為もやめましょう。