ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
ガールズバーでのドリンクのもらい方|NGなねだり方ともらうコツも
ガールズバーで勤務していると、お客さんからドリンクをもらう機会があります。ドリンクをもらうと店からドリンクバックが支払われ、収入アップにもつながるため、お客さんからできるだけドリンクをもらいたいと考える人も多いでしょう。
当記事では、ガールズバーでお客さんからドリンクをもらうポイントを詳しく紹介します。相手に嫌な思いをさせずにドリンクをおねだりすることで、お客さんにより気に入ってもらえる可能性もあるため、おねだりする際のNG行為についても知っておきましょう。
1.ガールズバーでドリンクをもらうメリットは?
ガールズバーには「バックシステム」があります。バックとは、特定の条件を満たすと支払われる成果報酬のことです。
ガールズバーのバックには以下のような種類がありますが、種類や金額は店ごとに変わるため注意してください。
- 指名バック
- 同伴バック
- ドリンクバック
- ボトルバック
- フードバック
- 売上バック
上記のバックのうち、ドリンクバックはガールズバーでお客さんからドリンクをもらったときにもらえる成果報酬です。ドリンクバックはお客さんからもらったドリンク代の一部が歩合としてプラスされ、給料アップにつながります。また、お客さんがドリンクを頼むことは店舗の売上にも直結するため、ドリンクバック数が多くなれば店側からの評価も上がるでしょう。
ドリンクバックの金額はドリンクの種類によって異なりますが、一般的な相場は1杯あたり数百円です。ただし、指名制度のあるガールズバーの場合、ドリンクバックに関する特定の条件やルールが定められているケースもあるので注意が必要です。
2.ガールズバーでドリンクをもらうコツ
ドリンクバックは、キャストの収入と店の売上を左右する重要なシステムです。しかし、お客さんにどのようにドリンクをもらえばいいか分からず悩んでいるキャストも少なくありません。
ここからは、ドリンクをもらうときに、どのようなタイミングや声掛けでねだればよいのかを解説します。
2-1.初対面のお客さんを狙う
ガールズバーでドリンクをもらいたい場合、初対面のお客さんにおねだりするのがポイントです。お客さんは初めて来店した人でも自身が初めて接客する人でも構いません。「初めてお会いした記念に」という切り口でねだれば、ドリンクをもらえる可能性が上がります。
また、初対面のお客さんは緊張のせいで、アルコールのペースが早くなりやすい傾向があります。お客さんがお酒を注文するタイミングで「私も一杯ご一緒していいですか?」といった形でねだるとドリンクをもらいやすいです。
2-2.おかわりのタイミングを狙う
ガールズバーでドリンクをもらうためには、お客さんのおかわりのタイミングを見計らうことも大切です。おかわりのタイミングでドリンクをねだると、自然な流れでドリンクをもらいやすくなります。
おかわりのタイミングを狙うには、お客さんのドリンクの減り具合を意識的に確認しておきましょう。なるべくお客さんのペースに合わせて自分のドリンクも減らせば、おかわりのタイミングで一緒に注文してもらえる確率が上がります。
ただし、完全にグラスが空になるまでおかわりをしたくないというお客さんもいるため、様子を見ながらおねだりするようにしましょう。また、お客さんが2人以上のときは、最も立場が上の人に合わせるのがおすすめです。
2-3.場が盛り上がったときを狙う
ガールズバーでドリンクをもらいたい場合、場が盛り上がったときもおねだりしやすいタイミングです。ガールズバーで会話を盛り上げたいときは次のような定番の会話ネタを使ってみましょう。
- お酒の話
- 恋愛トーク
- 天気の話
- 漫画の話
- スポーツの話
- 趣味の話
- 仕事の話
特に趣味の話は盛り上がりやすい傾向があるため、可能であれば情報収集をして話を合わせられるようにしておくとよいでしょう。一方、仕事の話も定番の話題ではあるものの、ガールズバーでは仕事を忘れて楽しみたいお客さんもいるため話を振る際は注意が必要です。
また、お酒ネタで盛り上がれば自然な流れでドリンクバックにつなげやすくなります。「私もお酒を飲みたくなってきた」といった一言を添えれば、快くお酒をもらえる確率が上がるでしょう。
2-4.記念日などの理由を作る
クリスマスや誕生日などの記念日は、お客さんにドリンクをもらえるチャンスです。プレゼントの代わりに1杯ごちそうしてほしい、といった切り口でドリンクをねだるとよいでしょう。
記念日当日ではなくても、「記念日に向けて気分を盛り上げたい」などのように理由を作ることもできます。記念日などの理由を上手に活用してドリンクをもらいましょう。
2-5.素直におねだりをする
回りくどい言い回しや理由をつけてお酒をおねだりするよりも、素直におねだりをしたほうがお酒をもらいやすいケースもあります。「喉が渇いたから一緒に飲みたい」や「今月ノルマが厳しくて…」のように、素直な気持ちを上手に伝えられれば、快くお酒を注文してくれるお客さんもいるでしょう。
素直におねだりをする場合、接客をはじめてすぐではなく、ある程度時間が経ってから「そろそろ一緒に飲みたい」とおねだりするほうが成功率が高くなります。
また、ガールズバーではお客さんからドリンクをもらうことが当たり前になり、感謝の気持ちを忘れてしまう人もいます。しかし、お客さんからのドリンクは言わばチップのため、相手が一見でも常連でも、ドリンクをもらったときは素直に喜ぶことが大切です。
2-6.ドリンクをくれそうなお客さんを見極める
ガールズバーにはさまざまなお客さんが来ます。中には、ガールズバーでは最低限しかお金を使わないでおこうと思って遊びにくるお客さんもいます。いわゆる細客のお客さんにドリンクをおねだりしてももらえる確率は低いため、身だしなみや年齢をチェックし、相手の懐事情や羽振りの良し悪しを見極めましょう。
お金をたくさん使ってくれる太客のお客さんは精神的にも余裕があり、周りをよく見る人が多い傾向です。太客のお客さんは品がないキャストを嫌う傾向があるため、マナーをわきまえた接客を心掛けましょう。
3.こんなドリンクのねだり方はNG!
ドリンクをねだる際にはさまざまなコツがありますが、ねだり方によってはお客さんが引いてしまうケースもあります。お客さんの了承を得ずに、自分勝手にドリンクを注文するのは特に引かれやすい行動です。お客さんにとってキャストや店の印象が悪くなるだけではなく、会計の際にトラブルの元にもなってしまいます。
また、お客さんよりいいお酒や高いお酒を頼んだり、お客さんよりもハイペースで飲んだりする行為も基本的にはNGです。金銭感覚は人それぞれですが、お客さんに安心して飲んでもらうには、お客さんのペースに合わせましょう。
ドリンクバック目当てにがつがつ営業活動を行うことも、お客さんに引かれやすい行為の1つです。お客さんに気分よく飲んでもらうためにも、キャストはお客さんにもらったドリンクを大切に飲むことを心掛けるとよいでしょう。
4.ドリンクを断られたときは?
ガールズバーでドリンクをおねだりされた際、キャストとのやりとりを楽しむためにドリンクの注文を渋る「ふり」をするお客さんもいます。お客さんに軽い調子で渋られたときの対処方法は、渋りに乗っかって背中を押すことです。お客さんの求めるノリに合わせておねだりをすれば、ドリンクバックをもらえる可能性が高くなります。
ただし、ドリンクを断るお客さんの中には、本当にドリンクを出したくない人もいます。本気で断っているお客さんは、ドリンクの話をした時点で口数が減ったり、テンションが落ちたりと態度に出るケースが多い傾向です。本当にドリンクを出したくないお客さんには無理強いせず、素直に引き下がりましょう。
まとめ
ガールズバーでは、お客さんからドリンクをもらったときにドリンクバックが支払われます。ドリンクバックは店の売上も左右するだけではなく、働いている側の収入アップにもつながるため、お客さんに積極的にドリンクをおねだりするのがおすすめです。
お客さんにドリンクをもらうときは、お客さんがドリンクを注文するときに「私も飲みたい」と素直におねだりしてみましょう。初対面のお客さんや記念日やイベントが近い場合は、それを理由にすることもできます。ドリンクをいただいたらきちんとお礼を言い、もらったドリンクを大切に飲むことも大切です。