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ガールズバーのバイトが危ないって本当?理由や悪質店の特徴を解説

ガールズバー

女性ならではの高収入バイトには、キャバクラ・ガールズバーといった「ナイトワーク系」が挙げられます。その中でも、特にガールズバーはキャバクラよりもラフに働ける部分が多いため、ナイトワーク業界未経験の女性から絶大な人気を誇っています。

しかしその一方で、「ガールズバーのアルバイトは危ない」という噂を耳にしたことのある方もいるでしょう。結論としては、ほとんどのガールズバーは安心・安全に働けるものの、一部で違法に営業している悪質なガールズバーがあることも事実です。

そこで今回は、ガールズバーのバイトが危ないと言われる理由から、悪質なガールズバーの特徴、さらに健全な運営を行っているガールズバーで働くためのポイントまで詳しく解説します。

 

1.ガールズバーの仕事内容とは?

そもそもガールズバーとは、バーテンダーや接客スタッフが基本的に女性キャストで構成されているバーのことです。お店の内観は一般的なバーと似ているものの、男性のお客さんが基本である点や、お客さん1組ごとに最低1人の女性キャストが席につくといった点に違いがあります。

ガールズバーで働く女性キャストの仕事内容は、主にお客さんに提供するドリンク作りやフードの提供、お客さんとの会話です。また、これら接客業務以外にも、おしぼりの用意や交換、灰皿交換、お会計といった雑務も担います。

比較的規模の大きいガールズバーの場合は、「ボーイ」と呼ばれる男性スタッフがいることも特徴です。このようなガールズバーであれば、ドリンク作りやお会計などの雑務は基本的にボーイが行います。

ガールズバーと似たナイトワークにはキャバクラが挙げられますが、キャバクラとは違ってドレスを着たりヘアセットをしたりする必要はありません。しかし一部のお店では、バニーガール・制服・パジャマなどのコスプレ衣装を着用するケースもあり、どちらかと言えばカジュアルな雰囲気で働けます。そのため、ナイトワーク初心者の女性に人気の高収入バイトとなっています。

 

2.ガールズバーでのバイトが危ないと言われる理由

ガールズバーバイトは、一般的なバーとやや似たような仕事であり、比較的のびのびと働いて高収入を得られる一方で、「危ない」というイメージをもつ方も多くいることも実情です。

では、ガールズバーバイトが危ないと言われることには、どのような理由があるのでしょうか。ここからは、3つの理由についてそれぞれ詳しく紹介します。

 

2-1.お客さんがストーカーになる可能性がある

ガールズバーには、「女性と楽しく会話をしたい」と考える男性のお客さんが日々訪れます。基本的には友人や会社の人たちとの飲み会の延長として、異性との交流を単純に楽しむ方が多いものの、中には女性キャストに恋心を抱く男性も少なからず存在します。

このようなお客さんが女性キャストとの距離感を把握できず、「好き」の気持ちが徐々にヒートアップし、結果としてストーカー化してしまうというリスクは決してゼロではありません。「付き合ってほしい」としつこく迫るに留まらず、仕事が終わる時間を待ち伏せするなどの付きまとい行為にエスカレートするケースもごく稀にあります。

 

2-2.セクハラ被害に遭うこともある

ガールズバーでは、お酒に酔って気分が高揚しているお客さんも多くいます。そして、女の子との会話を楽しむあまり、セクハラまがいな行動をしてしまうお客さんがいることも、決して珍しい話ではありません。

とは言え、ガールズバーは基本的にバーカウンター越しの接客となるため、お客さんから無理やり身体を触られるなどといった物理的なセクハラ被害はほとんどありません。具体的には、手を触ってくる・性的な発言をされるといったセクハラ被害が多いです。

しかし、このような「ちょっとしたセクハラ行為」の場合、お店側が目を瞑り、女性キャストを守ってくれないというケースも少なくありません。

 

2-3.お酒を飲み過ぎて酔いつぶれることがある

ガールズバーバイトでは、お客さんにお酒を提供するだけでなく、その場を盛り上げるために女性キャスト自身もお客さんにお酒を頼んでもらって飲むことが基本です。そのため、お酒に弱い女性や飲み過ぎてしまった場合は、酔いつぶれる可能性もあります。

酔いつぶれて、適切な判断ができなくなったり、立つこともままならなくなったりしてしまうと、個人情報などお客さんに言ってはいけない情報を教えてしまう・セクハラ被害などのトラブルに遭うリスクがあるため、注意が必要です。

 

3.引っかかると危ない!悪質なガールズバーの特徴

ガールズバーは基本的に健全に運営しているお店が多いものの、中には風俗店に勧誘したり法律に違反する営業形態をとっていたりする悪質店も一部存在します。

このようなお店に関わると、口車にうまく乗せられて相手の都合の良いように使われたり、お世辞にも働きやすいとは言えないような環境で働かされたりするリスクが生まれます。そのため、あらかじめ悪質なガールズバーの特徴を知って、なるべくこのようなお店に引っかからないようにしておくことが重要です。

ここからは、悪質なガールズバーの特徴を2つ紹介します。

 

3-1.お店の詳細が分からない

ガールズバーの求人情報をチェックしたとき、お店の詳細が不明瞭なガールズバーがあったときは応募を避けましょう。

具体的には、住所や電話番号、公式サイト、料金システムがネット上にて明確に記載されていないようなお店です。このような情報を公開していない店舗は、「やましい理由があって情報を隠している」と考えても良いでしょう。

条件が良く、気になるガールズバーがあったときは、これらの情報をしっかりチェックするだけでなく、実際にその情報が正しいものなのかまで深く確認しておくことが大切です。

 

3-2.ガールズバーではなく実際は風俗店だった

より悪質なケースとしては、ガールズバーとしての求人を出しているにもかかわらず、実際には系列店として風俗バイトを紹介するというお店もあります。ガールズバーの求人情報は単なる「おとり」であり、はじめから風俗店への引き込みを目的として架空求人を掲載することが特徴です。

架空求人を募集する悪質な業者は、ほかよりも比較的良い条件で求人応募をしていることが特徴です。また、前述した「お店の詳細を分かりやすく公開していない」という点も、風俗バイトにスライドさせる悪質なガールズバーの1つの特徴でもあります。

ほかよりも条件が良すぎる・詳細を伝えられていないほかのお店の紹介をしてくるなど、少しでも怪しさを感じた場合はすぐに断りましょう。

 

4.違法な営業をしているガールズバーの特徴

ガールズバーの中には、女性キャストが望まない働き方をさせるような単なる悪質ガールズバーだけでなく、法律に違反した営業方法をとっているお店も一部あります。

しかし、風営法・労働基準法などの法律を熟知している方は多くないため、具体的にどのようなガールズバーが法律に違反しているかが分からないという女性も多いでしょう。

そこで次に、違法営業を行うガールズバーの特徴3つを詳しく紹介します。

 

4-1.風俗営業の許可なしに接待行為をしている

ガールズバーは、法律上飲食店に分類されるお店であり、接待行為は禁止されています。一方で、ガールズバーと混同されやすいキャバクラは風俗営業許可をとっているため、接待行為が可能です。「ガールズバーにおいて接待行為は法律違反となる」ということをしっかり覚えておきましょう。

ガールズバーで行うと法律違反にあたる接待行為の例は、下記の通りです。

  • お客さんの隣に座って長い時間会話をしたりお酌をしたりする
  • お客さんとカラオケでデュエットをする
  • お客さんと一緒にダーツやトランプなどのゲームをする
  • お客さんと身体を密着させた接客をする

出典:e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」

線引きが曖昧でやや難しい部分もありますが、これらの行為はすべて接待とみなされ、ガールズバーでは違反行為となります。また、お客さんが指名した女性スタッフを席につかせるという行為も接待とみなされる点に注意してください。

 

4-2.18歳未満の女の子を深夜早朝の時間帯に働かせている

18歳未満の人が22時から5時までの時間帯に働くことは、ガールズバーに限らずすべての業種において労働基準法で禁じられています。したがって、18歳未満の女性キャストが22時以降に働いているガールズバーは違法店だと判断できます。

出典:e-Gov法令検索「労働基準法」

また、18歳であってもまだ高校に通っているという方も少なくありません。健全な運営を行うガールズバーであれば、たとえ18歳を満たしていても高校在学中であれば雇い入れないケースがほとんどです。

 

4-3.執拗な客引き行為をしている

お店の下や近隣で、女性キャストや男性スタッフがしつこく客引き行為をしているガールズバーは、「違反営業をしているお店」だと考えてもよいでしょう。

各都道府県および市町村で定められている「迷惑防止条例」では、客引き行為を厳しく禁止しています。具体的には、ビラを配布して通行人をお店に誘引したり、進路に立ちふさがってつきまとうような客引きをしたりすることが禁止されています。

迷惑防止条例違反に該当するのは「執拗な客引き」ですが、健全な運営を行うお店であれば客引き行為すら一切行いません。安心・安全に働きたいなら、「公共の場における通行人への客引き行為」は全般的にNGと考え、客引き行為を一切行わないお店を選ぶことがおすすめです。

 

5.悪質なガールズバーを回避するために押さえておきたいポイント

求人情報だけを見てガールズバーの悪質店を見極めることはやや難しいですが、求人内容に加えてお店の雰囲気などいくつかのポイントをおさえておけば、悪質なガールズバーに応募してしまう危険性を回避できます。

ここからは、悪質なガールズバーを回避するために押さえておきたい4つのポイントを説明します。

 

5-1.時給が高すぎるお店への応募は控える

ガールズバーで働きたいと考える女性にとって、最もこだわりたい部分が「基本時給」です。時給が高ければ高いほどそのお店が魅力的に映りますが、ほかのお店と比べて時給が高すぎるお店への応募は控えておきましょう。

その時給で働けると思っても、実際には試用期間などが設けられ、安い給料で長く働かされる可能性もあります。さらに、たとえその時給で働ける場合であっても、違法営業をしているお店だったり、風俗に近いサービスを要求されたりする危険性もゼロではありません。「このような背景のせいで人材が集まらないことによって、高額時給が設定されている」と考えると、より納得できるでしょう。

このような嘘求人を見極めるためにも、スカウトではなく信頼できる求人サイトを利用することが大切です。また、なるべく平均値に近い時給を提示している求人に応募するとなお安心です。なお、ガールズバーの時給相場は地域によって異なるものの、1,500~2,500円程度と考えておきましょう。

 

5-2.体入してお店の様子を確認する

基本的にガールズバーでは、面接・採用からすぐ本入店ではなく、体入(体験入店)の期間が設けられます。体入中は仮入店であり、本入店するかどうかは体入期間が終わったあとに決められるため、その間にお店の様子をしっかりチェックしておきましょう。

体入中は、具体的に下記のようなポイントをチェックすることがおすすめです。

  • 実際の仕事内容
  • スタッフの対応
  • お客さんの数
  • 女性キャスト同士の雰囲気

これらのポイントは、働きやすさ・稼ぎやすさが判断できる大切なポイントです。最低限、各ポイントで求めるレベルを考えたうえで体入に挑むようにしましょう。

 

5-3.制服がある場合は露出度に注意する

ガールズバーの女性キャストはドレスを着用する必要がなく、なるべくお店の雰囲気に沿った私服で働くことが基本です。しかし前述の通り、お店によっては制服や衣装が決められているケースもあります。

制服が決められているお店の場合、その衣装の露出度をしっかりチェックしておきましょう。

衣装の露出度が高いことには、その衣装につられてお客さんが多く来店するというメリットがある一方で、セクハラ被害のリスクも少なからず上がります。ナイトワーク感の強いお店や少しでも性を売りにするようなお店が苦手な女性であれば、露出度の高い衣装を用意するガールズバーを避けて働くことがおすすめです。

 

5-4.男性スタッフや店長が常駐しているお店を選ぶ

悪質なガールズバーを最大限回避したいのであれば、男性スタッフや店長が常駐しているお店を選ぶと良いでしょう。

前述の通り、ガールズバーはその運営方針上、男性のお客さんからのストーカー行為やセクハラ行為の可能性が常にある業種となっています。

店内にいる男性スタッフや店長は、嫌がらせ行為に対する無言の抑止力となるうえ、万が一お客さんが力づくで強引に嫌がらせ行為をしようとしてもすぐに助けてくれます。

 

6.ガールズバーで安全に働くためにできること

ガールズバーで安全に働くためには、健全な運営を行うお店選びが最も肝心です。しかし、それだけで今後も安全に働き続けられるわけではありません。

働くうえでなるべくトラブルに遭わないためには、事前の対策を講じることが大切です。最後に、ガールズバーで安全に働き続けるためにできる4つのことを紹介します。

 

6-1.お客さんに個人情報を教えない

ガールズバーで安全に働くための重要な対策が、「お客さんに個人情報を教えない」ということです。お客さんに個人情報を教えてしまうと、万が一お客さんがストーカー化した場合にさらなる被害の発生を恐れることとなります。

ガールズバーで働く女性キャストは、ときにお客さんと連絡先を交換するケースもあります。連絡先を交換して密に連絡を取り合うようになると、お客さんが女性キャストに恋心を抱いてしまう可能性が格段に上がるため、「お店のルールだからダメなんです」などうまく断ることも1つの手です。

また、連絡を取り合うことについては問題ないものの、ストーカー化したときのリスクを恐れているという場合は、お客さんに伝える用の偽の個人情報を用意しておくのも良いでしょう。

 

6-2.お客さんと店の外で会わない

ガールズバーで安全に働きたいのであれば、お客さんと店の外で会うことは控えましょう。一度でも店外で会うと、プライベートな付き合いに踏み込まれやすくなるだけでなく、「無料で会える」と思われお店に来なくなってしまう可能性があります。

また、基本的にどこのガールズバーでも、お客さんと店外で会うことがそもそも禁止されています。禁止されているお店でお客さんとの店外デートがバレると、ペナルティが課せられたり、最悪の場合お店を辞めさせられる可能性もあるでしょう。

このように店外デートにはあらゆるリスクが伴うため、もしもお客さんからお店の外で会うことを求められた場合は、お店のルールを理由にきっぱりと断ることが大切です。

 

6-3.帰宅するときは送りやタクシーを使う

女性キャストへの恋心を抑えきれずストーカー化してしまった男性の中には、女性キャストの帰宅時など1人になるタイミングを狙って会いにくるケースもごく稀にあります。そのため、ストーカーに近いお客さんがいる場合、人気がないような深夜帯などにお店の近くで1人になることはおすすめしません。

1人になるのを避けるためには、お店が設けている送りのシステムを積極的に利用するか、タクシーを利用すると良いでしょう。タクシーを利用する際は、アプリなどで配車し、店内で待機することがおすすめです。

 

6-4.酔いつぶれないための対策をする

ガールズバーでのバイト中、ついお客さんからいただいたお酒を飲みすぎたあまり酔いつぶれてしまうと、セクハラ被害などの危険が及ぶことはもちろん、お店やお客さん、さらにほかの女性キャストにまで迷惑をかけてしまうおそれがあります。帰り道はまともに歩くこともできず、日払いで貰った給料を落としてしまう可能性もあるでしょう。

また、翌日も出勤しなければならないというケースでは、二日酔いのせいでしっかり仕事ができなかったり、ひどい場合は仕事を休まなければならなくなったりして、さらなる迷惑をかけてしまいます。

このような事態を防ぐためには、まず飲み過ぎないことが大切です。とは言え、お客さんからいただくお酒を断るわけにもいかないため、キャスト用のフェイクドリンクやアルコール度数の低いドリンクで対応するようにしましょう。また、出勤前にはアルコールの吸収を穏やかにするための飲み物を飲んでおくことも1つの策です。

 

まとめ

ガールズバーバイトは、高収入を得たい女性から人気のバイトである一方で、危ないというイメージを持つ方も少なくありません。実際にガールズバーバイトでは、お客さんのストーカー化・セクハラ被害・風俗店勤務への誘導・違法営業など、さまざまな危険が少なからず潜んでいます。

しかし、すべてのお店がそうというわけではありません。法律は年々厳しくなっており、お店も定期的に営業調査が入るため、むしろほとんどのお店が健全に運営していると言えるでしょう。

なるべく安心・安全に働き続けるためには、優良なお店選びと日頃からの対策が必要です。ここまでの内容を参考に、ぜひ理想のガールズバー求人を探してみてはいかがでしょうか。

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