ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
コンカフェは風営法違反で摘発される?違法店のチェック方法を解説
コンカフェの営業スタイルは幅広く、メイドカフェのようにほとんどキャストとお客様が会話しないものから、キャバクラに近いものまで存在します。これらの営業形態を分けるのが、風営法です。風営法を守らなかったコンカフェが摘発される事例は数多くあるため、キャストとして働きたい方も風営法について知っておき、自分の身を守るのがおすすめです。
この記事ではコンカフェが風営法違反で摘発される理由や、風営法違反の店を見分ける方法、安全な店舗の探し方について解説します。
1. コンカフェが風営法違反で摘発される理由
コンカフェが風営法違反で摘発される理由は、主に風俗営業許可を取らずに接待行為をしたか、未成年を違法に働かせたかのどちらかです。
コンカフェは、営業形態別に大きく分けると、以下の3種類に分類できます。
- 喫茶店として営業するお店
- 「深夜酒類提供飲食店営業許可」を取得したガールズバーに近いお店
- 「風俗営業許可」を取得したキャバクラに近いお店
コンカフェの営業形態によって、取得しなければならない営業許可の内容が変わってきます。具体例として、0時以降に酒類を提供しないのであれば、飲食店営業許可のみで問題ありません。しかし0時以降も酒類を提供するのであれば、深夜酒類提供飲食店営業許可を取得する必要があります。
風俗営業許可を取っていない場合、お客さんの隣に座ってお酌をする、お客さんの席について談笑するなどの「接待行為」は禁止されています。また、風俗営業許可を取っているお店では未成年を雇用できません。このどちらかを破ったために、風営法違反でお店が摘発されるケースは多くあります。
風営法以外の摘発理由としては、未成年を深夜まで働かせる(労働基準法違反)、未成年にアルコールを飲ませる(未成年者飲酒禁止法違反)などが挙げられるでしょう。
2. 風営法違反のコンカフェで働かないためのチェックリスト
いくつかのチェックポイントを知っておけば、風営法違反のコンカフェでうっかり働くリスクを低減させられます。以下からは、特に注意すべきポイントを解説するので、コンカフェで働いたことでトラブルに巻き込まれるのを防ぎたい人は、ぜひ参考にしてください。
2-1. お客さんへのお酌やボディタッチがある店
お酌やゲーム、ダンス、歌唱などの行為は、「接待」として扱われる可能性があります。風俗営業許可を取得していない場合、接待行為は違法となるため注意しましょう。
なお、店内でゲームができるお店や、キャストがステージで歌う店は法的に問題ありません。風営法において接待にあたる行為とあたらない行為の明確な基準については、下記表の通りです。
【接待行為・接待ではない行為】
接待行為になる | 接待行為にならない | |
---|---|---|
お客さんとの会話 |
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お酌・配膳 |
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カラオケ |
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ダンス |
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ゲーム |
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ボディタッチ |
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コンカフェで行われる「お客さんとじゃんけんをする」「お客さんにご飯を食べさせる」といった行為は、「ゲーム」「お酌・配膳」の接待に該当する可能性があります。何気なく行われているサービスでも摘発の危険があるため、十分に注意しなければなりません。
2-2. 同伴や指名制度がある
キャバクラやホストクラブで一般的に用いられている同伴や指名のようなシステムは、接待にあたるものです。風俗営業許可を取得せずに、同伴制度や指名制度を設けているコンカフェは、違法となるので注意しましょう。
「偶然お客さんとキャストが同じ時間に来店した」といったシチュエーションであれば、接待には該当しない可能性があります。一方で、同伴料金などをお客さんに支払わせている場合、偶然とは呼べないため接待にあたるでしょう。
2-3. 【NG】年齢確認が徹底されていない
風俗営業許可を取得しているコンカフェでは、18歳未満は働けず、入店もできない決まりとなっています。風俗営業許可の取得が必要な、キャバクラ・パチンコ屋・ホストクラブなどでも同様です。
コンカフェは、風俗営業許可の取得が義務になっていません。しかし、取得することでお客さんとの距離が近いサービスを提供できるようになり、よりお客さんにとって満足度の高いお店になります。そのため、一部のコンカフェでは風俗営業許可が取得されています。
風俗営業許可を取得していないお店でも、「18歳未満は22時以降働けない」という規制がある点に注意が必要です。18歳未満のキャストにはさまざまなルールがあるため、コンカフェにおいて年齢確認は必須となるでしょう。にもかかわらず、年齢確認をせず18歳未満を働かせるお店は、風営法違反で摘発される可能性が高い違法店だと言えます。
2-4. 【NG】風俗営業許可を取りながら深夜まで開いている
風俗営業許可を取得している場合、0時以降(一部地域では午前1時以降)は営業できない決まりです。深夜酒類提供飲食店営業許可を取得している場合は、0~6時の間も営業できます。一方で、接待行為は行えません。
つまり、1つのお店で深夜営業を行いつつ接待行為も行うということは不可能であると言えます。よって、風俗営業許可を取っていながら深夜まで開いているお店は違法です。
2-5. チェキ撮影もやり方によってはNG
チェキ撮影そのものは、必ずしも接待行為とは言えないグレーなサービスです。ただし、社会通念上の「記念写真」とは言えないチェキを撮るのは違法となるので注意しましょう。具体的には、お客さんと過度な密着を行っての撮影などが挙げられます。
チェキを撮る前に軽い挨拶として握手を行う程度であれば、問題ありません。しかしそれ以上に体に触れる、抱きつくなどのサービスをするのは接待に該当します。風俗営業許可を取得していないお店では禁止となるため、気をつけましょう。
3. 風営法違反の店で働いているとキャストは摘発される?
風営法違反のお店で働いていると、立場によってはキャストも共犯と見做されます。共犯になると、逮捕される可能性も十分にあるでしょう。自分自身を守るためには、風営法などを正しく守る健全なコンカフェで働くのが大切です。以下では、法律を守って正しく運営されている健全なコンカフェの探し方について紹介します。
3-1. 法律を守る健全なコンカフェの探し方
以下のポイントに該当するコンカフェをチョイスすることで、健全なコンカフェで働ける確率がアップするでしょう。
- 大手のお店
大手のお店は、安全性に細心の注意を払って経営されています。法律についても遵守しているケースがほとんどのため、安心して働けるでしょう。 - キャストからの評判がよいお店
インターネットでお店の評判を検索し、働いているキャストの声をチェックするのも重要です。お店の名前やオーナーの名前を検索してみましょう。多くの場合、SNSや掲示板でお店の評価が見られます。
「過激なサービスをさせられた」といったお店の悪い評判が出てきたり、オーナーの悪い噂が出てきたりするケースもあります。ネガティブな評判がないか、入念にチェックしましょう。 - 求人サイトに掲載されているお店
健全なコンカフェで働きたいのであれば、体入GirlsMeeeのような求人サイトに掲載されているお店に絞るのもおすすめです。求人サイトは、ある一定の条件をクリアしたお店でなければ掲載しないというルールになっています。求人サイトを見れば、ある程度危険なお店は除外して探せるため、安全性が高まるでしょう。 - 年齢確認が行われるお店
18歳未満は働けるお店や勤務できる時間に縛りがあるため、健全なお店は必ず年齢に関する徹底的な管理を行っています。採用面接の際、保険証などを通して年齢確認が行われるかもチェックしておきましょう。
お店選びの際は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
コンカフェの一部には、風営法を適切に守らずに営業した結果、違法店として摘発されるお店もあります。特に注意すべきなのは、「接待行為」と「未成年雇用」の2点です。風俗営業許可を取らずに、お酌やカラオケデュエット、密着してのチェキなどを行っている店や、同伴制度を取り入れている店は違法店です。また、風俗営業許可を取りながら深夜営業を行っている店や、年齢確認をきちんと行わずにキャストを働かせる店は危険なため、避けましょう。
風営法違反の店で働くと、場合によってはキャストも逮捕される可能性があります。自分の身を守れるよう、大手のお店やキャストからの評判がよいお店を選びましょう。また、体入GirlsMeeeのような求人サイトに掲載されているお店であれば、安心して働ける可能性が高いと言えます。