ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
ガールズバーとキャバクラの違いは?ガールズバーがおすすめの理由も
ガールズバーとキャバクラは同じナイトワークであるものの、接客スタイルや仕事内容などに違いがあります。特に、ガールズバーはカジュアルな雰囲気のお店が多く、お客さんの隣に座って接客することもないので、初めてのナイトワークにおすすめの業種です。
当記事では、ガールズバーとキャバクラの違いを、接客スタイル・料金形態・仕事内容などの観点から紹介します。ガールズバーやキャバクラに興味がある方や、それぞれの魅力を知りたい方はぜひ参考にしてください。
1.ガールズバーとキャバクラの違い
ガールズバーとキャバクラは、ナイトワークとして人気の高い職種です。似たような仕事だと思う方も多いかもしれませんが、次のような違いがあります。
- 接客スタイル
- 料金形態
- 仕事内容
- お客さんの年齢層
- キャストの年齢層
- キャストの服装
- 時給相場
- 営業時間
以下では8つの点に沿って、ガールズバーとキャバクラの違いを詳しく解説します。
1-1.接客スタイル
ガールズバーとキャバクラの大きな違いが、接客スタイルです。ガールズバーはバーカウンター越しに接客し、キャバクラはお客さんの隣に座って接客します。
ガールズバーは基本的にカウンタースタイルの接客で、ダーツやトランプなどゲームの相手をすることもあります。バーテンダーとして立ちっぱなしの勤務になるのがデメリットと言えるでしょう。お客さんと個別に連絡を取るなどの、営業活動は不要です。
キャバクラはお客さんの隣に座るため、距離の近さが特徴です。指名客を獲得するために、お客さんに個別に連絡をしたり、店外で食事したりするなどの営業活動が求められます。
1-2.料金形態
ガールズバーとキャバクラの料金形態はともに、「セット料金」と「サービス料金」の2つに大きく分けられます。セット料金はいわゆる席代で、時間単位で発生します。サービス料金は、キャストやスタッフのサービスに対する料金です。
ガールズバーのセット料金は飲み放題を含むシステムと、ドリンク代が別のシステムがあり、約2,000〜4,000円が相場です。サービス料金は利用料金に対して0〜10%の料金が上乗せされます。
キャバクラのセット料金は約5,000〜10,000円が相場で、多くの場合お客さんが飲むお酒(ハウスボトル)代が含まれています。サービス料金は、利用料金の15〜25%ほどの料金がかかることが多いでしょう。
1-3.仕事内容
ガールズバーとキャバクラは仕事内容にも違いがあります。仕事内容の負担はガールズバーがライトで、キャバクラはハードに感じることがあるかもしれません。
ガールズバーはカウンター内で、お客さんと会話することが最も重要な仕事です。ドリンクの提供も仕事ですが、多くのお客さんがキャストとの会話を楽しみにしています。時にはゲームの相手をすることもあるでしょう。
キャバクラの仕事内容は、店内と店外に分けられます。店内では、お客さんの隣につき接客するのはもちろん、たばこに火をつけるなど接待行為も行います。また店外ではお客さんへの連絡や、出勤前後に食事や買い物をする同伴などがおもな仕事です。
1-4.お客さんの年齢層
お客さんの年齢層はガールズバーの中心層が20〜30代、キャバクラの中心層が20〜60代と違いがあります。
ガールズバーは料金の安さやカジュアルな雰囲気から、お客さんも若い傾向があるのが特徴です。会話を合わせやすく、比較的接客はしやすいでしょう。
キャバクラは、お客さんの年齢層が幅広いのが特徴です。理由は、お店によって雰囲気やコンセプトが大きく異なるためです。高級店は会社の接待にも使われ、年配のお客さんにも高い人気があります。大衆店は20代のお客さんが多く利用する傾向があります。
1-5.キャストの年齢層
お店のコンセプトや客層によりますが、ガールズバーとキャバクラではキャストの年齢層が異なります。
ガールズバーは、10代後半〜20代前半が主要なキャストの年齢層です。デート感を重視していることが多く、店側が採用する年齢層も比較的若い傾向があります。キャバクラのキャストの年齢層は、10代後半〜20代後半が中心です。
年齢に上限はありませんが、下限があるため注意しましょう。法律により18歳未満は午後10時〜午前5時まで働けず、ナイトワークは18歳以上であることが必須条件になります。
1-6.キャストの服装
ガールズバーとキャバクラはお店の雰囲気により、キャストの服装にも違いが出てきます。
ガールズバーは私服OKのところも多く、コンセプトによっては制服のところもあります。服装が自由であっても、お店の雰囲気に合わせることが必要です。ワンピースやブラウスなど、女の子らしい服装が好まれます。
キャバクラの服装は、ドレスが基本です。丈がひざより少し上のミニドレスや、フォーマル感がプラスできるキャバスーツなどがあります。衣装代やヘアメイク代がかかることもあるため、注意しましょう。
1-7.時給相場
料金帯やお客さんの年齢層の違いにともなって、ガールズバーとキャバクラでは時給相場も変わります。リーズナブルな料金とカジュアルな雰囲気が魅力のガールズバーは、時給相場が約2,000円です。ナイトワークの中では、時給相場は低めと言えるでしょう。お客さんの年齢層が高く、高級店も多いキャバクラの時給相場は約3,000円です。
地域やお店によって、時給相場に幅があるため、面接などで給与体系を質問するとよいでしょう。
1-8.営業時間
ガールズバーとキャバクラは営業形態が異なるため、営業時間にも違いがあります。
ガールズバーは一般的に「深夜酒類提供飲食店」に分類されるため、営業時間の制約がありません。お店により異なりますが、午後7時〜午前5時を営業時間としているところが多いでしょう。
キャバクラは、午前0〜6時の営業が風営法により禁じられています。
出典:e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
そのため、多くのお店では午後8時〜午前0時が営業時間です。しかし実際はお客さんの会計や退店に時間がかかるため、午前1時ころまで開いていると考えておくとよいでしょう。
2.初めてならガールズバーがおすすめの理由
ガールズバーはカジュアルなお店のため、キャバクラと比べて品の良さやマナーレベルの高さが求められないのが良いところです。お客さんとの会話を楽しむことが中心になるため、ナイトワーク初心者でも挑戦しやすいでしょう。
以下では、初めてのナイトワークにガールズバーがおすすめの理由を徹底解説します。
2-1.お客さんと一定の距離を保てる
ガールズバーはカウンター越しの接客が基本のため、お客さんと一定の距離を保てます。キャバクラやクラブのようにお客さんの隣に座る接客スタイルでは、過剰なサービスを求められる場面もあります。しかし、カウンター越しであればお客さんからお触りされる心配もありません。
また、ナイトワークが初めての場合は、見知らぬ男性と近い距離で話すことに抵抗を感じることもあるでしょう。ガールズバーはお客さんに密着しないため、挑戦しやすいナイトワークと言えます。
2-2.ノルマがないお店が多い
ガールズバーはノルマがないお店が多く、プレッシャーを感じずに働けるのが魅力です。多くのナイトワークでは、時給の高さからノルマが発生します。また、成績が悪いときや当日欠勤には、ペナルティが課せられることもあります。
ノルマやペナルティがないため、ガールズバーは自分のペースで頑張りたい人におすすめです。しかしノルマがない分、時給相場は低めになることが注意点と言えます。
2-3.未経験でも働きやすい
ガールズバーは特別な知識や経験を必要としないため、未経験でも働きやすい職種です。ガールズバーの仕事で最も重要なのは、お客さんに会話を楽しんでもらうことです。お客さんとの会話にはスキルや経験も必要ですが、性格やモチベーションがより大切な部分でもあります。
またカジュアルな雰囲気のため、礼儀やマナーを意識しすぎて硬くなる必要もありません。最低限のマナーを守ることは重要ですが、できることを確実にこなしていけばOKです。未経験で採用されても、多くのお店では事前にレクチャーがあるため、安心して働き始められるでしょう。
まとめ
ガールズバーとキャバクラにはさまざまな違いがありますが、代表的なものに接客スタイルの違いが挙げられます。ガールズバーがカウンター越しの接客であるのに対し、キャバクラはお客さんの隣に座って接客します。
キャストの服装は、ガールズバーが私服OKのところが多いのに対し、キャバクラはドレスが基本です。ガールズバーはキャバクラと比べて品の良さやマナーレベルの高さが求められない傾向にあるので、初めての方でも始めやすい業種と言えるでしょう。