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コンカフェにノルマはある?働く際の注意点・お店選びの方法も解説

コンカフェ

コンセプトカフェの略であるコンカフェは、キャストとお客さんが一丸となってお店を盛り上げる和気あいあいとしたお店が多い傾向です。しかし中には、キャストにノルマが課されるお店も見られます。ただし、ノルマがあるからといって必ずしも悪い環境であるとは限りません。

この記事では、コンカフェにおけるノルマの実情に加え、代表的なノルマの種類や注意点、ノルマを気にせず楽しく働けるお店の見つけ方などを詳しく解説します。コンカフェで働く不安をできるだけ少なくしたい方は、ぜひご覧ください。

 

1. コンカフェにノルマはある?

コンカフェとはコンセプトカフェの略称で、お店のコンセプトに沿った世界観を提供するカフェのことを指します。有名なところだと、メイド喫茶はコスプレ系コンカフェにあたり、仕事内容は主にホール業務です。

コンカフェは基本的にノルマのないお店が多いですが、ノルマがなくてもノルマに準ずる評価システムが設定されている場合もあります。また、キャバクラやガールズバーに寄せた営業をしているコンカフェでは、ノルマがある場合も少なくありません。

ノルマと聞くとあまり良い印象を受けないかもしれませんが、絶対的に悪いものではありません。例えば、常連客を多く持っているキャストやお店の売り上げに貢献したキャストの頑張りが、正当に評価されるために敢えてノルマを設けている場合もあります。

 

2. コンカフェでノルマや目標がある場合の種類

コンカフェでのアルバイトが初めての場合、ノルマのあるコンカフェではどのような種類のノルマが課せられるのか不安になるかもしれません。

ここでは、コンカフェでのノルマや目標にはどのようなものがあるか、キャストにバックがあるのかなどを紹介します。

 

2-1. ドリンクの売上

コンカフェでは指名制度がない代わりに、キャストドリンクというメニューがあります。キャストドリンクは、お客さんがキャストにドリンクを奢るシステムで、お客さんにとってはキャストとの時間を長く過ごせたり、乾杯できたりするメリットがあります。キャストドリンクは、売上バックがあるなど評価される基準になることも少なくありません。

一部のコンカフェでは、接客する際にキャストドリンクをおねだりすることがノルマとして決められている場合もあります。初心者にとっては、初見のお客さんにおねだりするのはハードルが高いですが、他のキャストや常連客の助けを借りるなどして成功を目指しましょう。

 

2-2. チェキの枚数

お客さんとのチェキ撮影も、指名代わりのメニューとして知られています。お店の設定するコンセプトによってチェキ撮影の値段はさまざまですが、キャストへの売り上げバックは料金の10~50%です。1枚のチェキ撮影の相場は約500~1,500円なので、チェキ撮影の注文を多く受けたキャストの給料は大幅に高くなるでしょう。

チェキ枚数は「〇枚」というノルマが設定されているというよりは、評価が可視化されることや給料に反映されることがポイントとなります。チェキ枚数が多い=人気キャストとみなされ、バックだけでなく時給アップやシフト優遇などにもつながる可能性があります。

チェキ枚数を稼げる人気キャストになるためには、容姿だけでなくお客さんをいかに喜ばせるかも重要です。ポーズや掛け声・撮った後の落書き・渡し方なども工夫してお客さんの満足度をアップさせましょう。

 

2-3. 呼び込み人数

呼び込みノルマが設定されているお店では、さまざまな形で集客することが求められ、実際の来客数がカウントされます。ノルマが達成されるまで営業を続けなければならないケースもあるので、呼び込みがキツいと感じるキャストも少なくありません。

呼び込みノルマがない店舗では、店の外で声をかけた回数や、立ち止まってもらえた回数、お店までご案内できた回数など、集客数によってインセンティブが入る場合があります。

なお、客引きは風営法および地域の迷惑防止条例違反となるのでNGです。強引に客引き行為を行うと、警察に逮捕される場合もあるので注意しましょう。あくまでも、チラシ配布や看板持ち、SNSでの情報発信などを行うのが基本なので心にとどめておきましょう。

 

3. コンカフェで働く際のノルマ以外の注意点

コンカフェの店舗を選ぶ際に、ノルマのチェックは欠かせません。ただし、ノルマの有無だけでお店を決めるのはリスクがあります。

ノルマ以外にも注意するポイントがいくつかあるので以下で解説します。

 

3-1. サービス内容

コンカフェは基本的に昼~夜の時間帯の営業で、お酒を提供しない店舗も少なくありません。ただし、中には深夜営業のお店やお酒を提供しているお店もあります。そのため、サービス内容の確認は必ず行ってください。

例えば、働こうとしている店舗のメニューや営業時間は必ず確認するようにしましょう。また、キャバクラに似た接客をさせる店舗もあるので、自分が望んでいないサービスがないかチェックすることも重要です。特に営業許可を得ていないサービスを提供するお店には注意してください。

 

3-2. キャストの人間関係 

キャスト同士の人間関係にも注意が必要です。個人プレーが主となるキャバクラやガールズバーとは異なり、コンカフェはキャスト全体でお客さんやお店を盛り上げるタイプのお店です。先輩との関係性やキャスト同士の関係性が悪いと、働きにくくなる可能性が高いと言えます。

お互い切磋琢磨できる環境なら楽しく働けるかもしれませんが、他のキャストの売り上げや成績を口外したり、マウントを取り合ったりするような関係だと働きにくくなります。働く前に、実際にお店を訪れたり体験入店したりして、雰囲気だけではなくキャストとの相性も確認しておくとよいでしょう。

 

4. ノルマを気にせず楽しく働けるお店の探し方

ノルマの有無は店舗によって異なるものの、コンカフェでは楽しみながら働くことを重視しているキャストが多い傾向です。

ノルマを気にせず楽しく働けるお店を見つけるには、これからご紹介する3つのポイントを抑えておくとよいでしょう。

 

4-1. お店のコンセプトを確認する

まずは、お店のコンセプトを確認しましょう。コンカフェにはさまざまな種類のコンセプトテーマを提供するお店があります。王道のコスプレ系ではメイドカフェやナースカフェ、忍者カフェもあります。漫画やアニメなどとのコラボカフェ、癒しを売りにした動物カフェや鳥カフェ、文化カフェや文房具カフェなど、バラエティ豊かなコンカフェが存在します。

コンカフェにはお店のコンセプトが好きなお客さんが集まり、オタクの人も多いです。キャスト自身がコンセプトに共感できていないと、トークの質が落ちます。お客さんとの会話も続かず、楽しませることが難しくなります。多様なコンカフェから、自分のキャラクターや好きなもの、理想像に合うお店を選ぶとよいでしょう。

 

4-2. お客さんとして行ってみる

コンカフェは、キャバクラのように男性客だけをターゲットにしているわけではありません。応募前に、実際にお客さんとして来店してみるのもおすすめです。実際にどのようなお店なのかや、キャストの雰囲気や対応、接客の内容など、お客さん目線でお店をチェックできます。求人情報にはなかったサービス内容を知ることができるかもしれません。

また、強引にキャストドリンクやチェキ撮影を進めてくるような店舗は、ノルマがある可能性も考えられます。少しでも違和感のある店舗は、避けたほうが無難です。

 

4-3. 体験入店する

お目当ての店舗を見つけたら、体験入店してみるのも1つの手です。コンカフェ未経験の人にとって体験入店をするメリットは、お給料をもらいながら仕事内容の一部を体験できるところです。突然店舗に行って体験入店したいと申し出ても受け入れてもらえないので、まずは店舗に連絡しましょう。後日、面接や体験入店の日程が組まれます。

体験入店当日は、コンセプトのイメージを崩さないことを意識して臨みましょう。体験とはいえ、お給料をいただくのでお店のルールや接客マナーはしっかりと守ることが大切です。体験中は、お店の雰囲気やキャスト同士の関係性、サービス内容を確認し、楽しく続けられそうかを検討してください。

 

まとめ

コンカフェの多くにはノルマがありませんが、ノルマや目標のあるお店も存在します。コンカフェに見られるノルマの代表例として、ドリンクの売上・チェキの枚数・呼び込み人数などが挙げられます。

なお、働きやすさを求める場合は、ノルマだけでなくサービス内容や人間関係にも注意しましょう。楽しく働けるお店を探すためには、お店のコンセプトをよく理解した上で、実際にお客さんとして訪れたり体験入店したりして、自分に合うかどうか確認するのがおすすめです。

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