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ガールズバーにおさわり・同伴はある?セクハラへの対処法も紹介

ガールズバー

ガールズバーはカウンター越しに接客をするため、ナイトワークの中では比較的おさわりを受けにくい職場です。また、法律上ガールズバーではおさわりや同伴が禁止されているケースがほとんどです。しかし、アルコールで理性が緩んだお客さんから、おさわりなどのセクハラを受けたり、同伴を求められたりする可能性はゼロではありません。

ガールズバーで働く女性に向けて、おさわりや同伴を拒否していい理由や、ガールズバーで受けやすいセクハラへの対処方法を紹介します。

 

1.ガールズバーでおさわりや同伴を拒否していい理由

ガールズバーで働くときに、悪質なお客さんからおさわりや同伴を求められる可能性はあります。しかし、お店のルールはもちろんのこと、法律においてもおさわりや同伴行為は禁じられています。お客さんからのハラスメントに応じる必要は一切ありません。

 

1-1.風営法で禁止されている

多くのガールズバーの営業形態は「風俗営業許可」ではなく、「酒類提供飲食店営業」にあたります。そのため、キャバクラが営業できない午前0時以降の時間帯でも営業が可能です。

風俗営業許可を取っていないガールズバーでは、以下のような行為は接待行為にあたるとして、法律で禁止されています。

  • お客さんの横に座って話をする
  • お客さんの体に密着する
  • お客さんとカラオケでデュエットする
  • 体におさわりされる
  • 同伴やアフターを行う

風俗営業許可を取らずにおさわりや同伴を実施していることが判明した場合、そのガールズバーは違法行為を行っているとみなされ、警察に摘発されます。

出典:e-gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号)」

 

1-2.同伴やアフターのノルマが存在しない

法令を遵守しているガールズバーでは同伴を基本的に許しておらず、同伴やアフターのシステムが存在しないため、ノルマも設定されていません。

同伴ノルマが設けられていないということは、同伴によって発生する利益もないということになります。そのため、同伴を行った場合でも、キャストにとっては報酬面で得になりません。

ガールズバーの仕事の前後に、お客さんとの食事などを友人として楽しむだけであれば、特に問題ありません。ただし、お店の外で友人として一緒に過ごす時間は、あくまでもプライベートでのお付き合いとなります。

 

2.ガールズバーで受けやすいおさわり・セクハラとは

ガールズバーは接待を目的としたお店ではありません。しかし、酔っぱらって自制心を失っているお客さんや悪意を持っているお客さんからセクハラを受ける可能性もあります。ここでは、ガールズバーでお客さんから受けやすいおさわり・セクハラ事例を紹介します。

 

2-1.手に触られる・相手に触ることを強要される

ガールズバーでは、接客をカウンターを挟んで行います。しかし、カウンター越しの接客でも、おさわりやセクハラをしようとするお客さんは存在します。特に、やり取りの際にセクハラされやすい体の部位が「手」です。

悪質なお客さんは、お酒の提供の際に手をからめたり、マッサージと称して強引にキャストの手を握ろうとしてきたりする場合があります。また、寒い日に「こんなに手が冷えてるんだよ、触ってみて」と、キャストに自分の手を触らせようとしてくるお客さんもいます。

 

2-2.卑猥な言葉をぶつけられる

ガールズバーのキャストが受けやすいのは、卑猥な言葉によるセクハラです。好きな男性のタイプや理想のデートを尋ねる質問に始まり、あからさまな下ネタに発展するお客さんは少なくありません。

セクハラ発言をぶつけられても容認していると、「下ネタを嫌がらない女の子は、触っても大丈夫だろう」とエスカレートし、キャストに触れてくるお客さんもいます。

 

2-3.近くを通ったときに体を触られる

お客さんの中には、キャストが近くを通ったときを狙って、キャストの体を触ろうとしてくる人がいます。特に狙われやすいのは胸やお尻、髪などです。

また、泥酔して理性を失っているお客さんの場合、キャストが着ている衣装の中にまで手を入れて、体を直接触ろうとするケースもあります。

カウンター内にいる場合は問題ありません。しかし、ホールのテーブル席を片づけるときやトイレを使用するときなど、カウンターから出る際には十分な注意が必要です。

 

2-4.見送りのときに強引にハグやキスをしようとする

一般的に、ガールズバーではお客さんをお店の出口まで見送ります。しかし、見送りのタイミングではキャストとお客さんの距離が近くなるため、おさわりやセクハラを受けるリスクが高くなります。

酔っぱらった勢いに任せて、無理やりハグやキスをしようとするお客さんは少なくありません。特に悪質な場合、ハグしたときに自分の股間をキャストの体に押しつけたり、背後からハグして腰を振る動作をしたりするといったセクハラに及ぶお客さんもいます。

 

3.ガールズバーでセクハラに遭ったときの対処法

相手がセクハラとは思っていない行為でも、自分がセクハラだと感じた場合、受けた行為はセクハラになります。セクハラを受けたときには決して我慢せず、毅然とした態度で対処することが大切です。ここからは、ガールズバーでセクハラに遭った場合の対処法を5つ紹介します。

 

3-1.口頭で「おさわりNG」であることを伝える

お客さんが触ろうとしてきたときには、口頭で注意しましょう。「おさわりはダメですよ」というように軽く伝えれば、お客さんの多くはすぐにセクハラをやめてくれます。

ただし、1度目の注意の場合はお客さんの立場を考慮して、笑顔でやんわりと注意するのがおすすめです。最初からネガティブな態度で対応すると、場の雰囲気が悪くなり、お客さんから逆切れされる可能性があります。

 

3-2.下ネタを言わない人が好きなアピールをする

言葉でのセクハラはおさわりに発展する場合もあるため、下ネタの話題を回避するのがベストです。お客さんとの会話の内容が下ネタに移る前に、下ネタを言わない人が好きなアピールをしておきましょう。

例えば、好きな男性のタイプを聞かれたときなどがチャンスです。トークの流れで「下ネタを言わないような品のある人が好き」「紳士のような人が好き」と伝えると、お客さんへの牽制になります。

もし下ネタを言われてしまった場合には、「下ネタを言わなければ魅力的な人なのに……」などと伝えるのが効果的な方法です。

 

3-3.セクハラに応えるふりをしてドリンクを入れてもらう

お客さんから下品な質問をされた場合には、「ドリンクを入れてくれたら応えますよ」とセクハラに応じるふりをするのも作戦の1つです。ドリンクを入れてもらえば、その分キャストはしっかりとお金を稼げます。

ドリンクを入れてくれたとしても、お客さんの質問には真剣に答えなくてもかまいません。例えば、「おっぱいのサイズはいくつなの?」などの質問をされた場合、「●●さんの好きなサイズはいくつなんですか?」などのオウム返しをするといいでしょう。

下品な質問をする人は相手が嫌がることを目的としていることが多いため、回答がオウム返しだったり、いい加減だったりしても、たいていは気にしません。

 

3-4.率直に嫌悪感を伝える

やんわりと注意したにもかかわらず、おさわりやセクハラをしようとするお客さんに対しては、「やめてください」と声に出して率直に嫌悪感を伝えましょう。おさわりやセクハラに対して何も反応しないままでいると、不快な行為がエスカレートする恐れがあります。

お店にいるほかのお客さんや場の雰囲気が壊れることを気にして、セクハラをはっきり断るのに抵抗を感じるキャストは少なくありません。しかし、ガールズバーの店長の多くは、マナーの悪いお客さんよりもキャストのことを優先します。躊躇せずに嫌悪感を表しましょう。

 

3-5.男性スタッフを呼ぶ

さまざまな対策を講じてもお客さんがセクハラを止めない場合は、最終手段として男性スタッフを呼んでお店側から注意してもらいましょう。ガールズバーでのおさわりやセクハラは禁止されているため、注意しても止めないお客さんにはルールをしっかり分かってもらうことが必要です。

男性スタッフがおさわりやセクハラを黙認し、対処してくれないガールズバーで働いている場合は、すぐに辞めることをおすすめします。キャストを守ってくれないお店で、我慢して勤務する必要はありません。

 

まとめ

風俗営業許可を取っていないガールズバーでは、おさわりや同伴行為が法的に禁止されています。しかし、悪質なお客さんから、手や体に触れられる、卑猥な言葉をぶつけられる、強引なハグやキスをされるといったセクハラを受ける可能性はあります。

おさわりに遭ったときは、まずは口頭で「おさわりNG」を伝え、エスカレートした場合は率直に嫌悪感を伝えるといいでしょう。下ネタからおさわりに発展するケースもあるため、事前に下ネタをいう人が嫌いなアピールをするのも有効です。どうしてもお客さんがセクハラを止めないなら、男性スタッフを呼びましょう。

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