ガールズバー・コンカフェのコラムお役立ち情報「体入ガールズミープラス」
ガールズバーのバイトで気をつけることは?トラブルや対処法も解説
ガールズバーは、キャストと呼ばれる女性スタッフがカウンター越しに接客するお店です。お客さんの多くは、お酒だけでなく女の子との会話を楽しみに来店するため、会話の仕方や接し方に気をつける必要があります。ガールズバーで働きたい人の中には「お客さんとの距離感が分からない」「トラブルにならないか不安」という人もいるでしょう。
当記事では、ガールズバーのバイトで気をつけることやトラブルへの対処法を紹介します。ガールズバーの仕事に興味がある人や、トラブルを回避して楽しく働きたい人は必見です。
1.そもそもガールズバーとは?
ガールズバーとは、キャストと呼ばれる女性スタッフを中心に構成されたナイトワークのお店です。主にお酒を提供したりお客さんと楽しく会話をしたりすることで、居心地の良い空間を提供します。
ガールズバーでの仕事内容は大きく分けて下記の2つです。
- お客さんとの会話
- ドリンクの提供
キャバクラやスナックのようにお客さんの隣に座るのではなく、ガールズバーではカウンター越しにお酒やソフトドリンクを提供します。また、大多数が男性客であり、お酒とともに女の子との会話も楽しみに来店している点が一般的な飲食店と異なる点です。
2.【初心者向け】ガールズバーのバイトで気をつけること3つ
ガールズバーは、お客さんにお酒と女の子との会話を楽しんでもらう場所です。会話の仕方や接し方によってはお客さんが会話を楽しめないこともあり得ます。
ここでは、初めてのガールズバーのバイトで、お客さんに不快な思いをさせないための注意事項を3つ紹介します。
2-1.お客さんにいきなりタメ口は使わない
お客さんに対していきなりタメ口で話すのはやめましょう。タメ口を使うことで、お客さんに対して無礼で常識のない印象を与える可能性があります。ガールズバーには年上のお客さんも多く来店するため、敬意を込めた言葉遣いを意識するのが大切です。
ただし、常連のお客さんに対しては、徐々にタメ口を混ぜることで関係性をより深めることができるでしょう。客層や来店頻度などを考慮しながら、敬語とタメ口を使い分けるのがポイントです。
2-2.お客さんの話を否定しない
お客さんの話は否定せず、ポジティブな返答を心がけましょう。特に4D言葉と呼ばれる「でも、だって、どうせ、だから」という言葉を使うと、不快に感じやすくなります。お客さんの話には「そうですね」「さすが」など肯定的な言葉を返すと好感が得られるでしょう。
また、お客さんに会話を楽しんでもらうためには、とにかくお客さんを褒めることが鉄則です。「今日のスーツ、素敵ですね」などお客さんの特徴を捉えて具体的に褒めると、より満足度が高くなります。
2-3.お酒を飲みすぎて酔いつぶれない
お酒の飲みすぎには細心の注意を払いましょう。仕事を頑張りすぎるあまり、お酒を飲みすぎてしまう人は少なくありません。しかし、酔いつぶれるとお客さんとの距離感を保てず、セクハラ被害や個人情報の漏洩など、予期せぬトラブルにつながる危険性もあります。
お酒の飲みすぎによるリスクを回避するためには、自分に合った適切なお酒の量を把握し、コントロールすることが大切です。酔わないためにできる対策には、下記のような方法があります。
- 体調管理を万全にする
- 空腹を避ける
- アルコールの分解を助けるドリンクを飲む
お酒とは適度に付き合い、安全に楽しく働きましょう。
3.ガールズバーのバイトで気をつけるべきトラブルと対処法
ガールズバーでのバイトには、お客さんやお店との間でトラブルが発生することがあります。また、ガールズバーでのバイトを隠しておきたい場合は、家族や友人にバレてしまう可能性も考えなくてはなりません。
ここでは、ガールズバーのバイトで遭遇しうるトラブルと対処法を紹介します。
3-1.お客さんに関するトラブル
接客を通してお客さんとの距離が近くなるあまり、相手が勘違いをしてストーカー行為に及ぶケースがあります。ストーカー被害に遭わないための対策には、下記のような方法があります。
・お客さんに勘違いさせるような言動を控える
思わせぶりな態度を取るほか、むやみに連絡先を交換することも慎みましょう。
・住所や学校名など個人情報を教えない
通っている学校前で待ち伏せされる危険もあるので、住所はもちろん学校名もお客さんに教えないほうが安全です。
・SNSアカウントを教えない
SNSに投稿される情報から居住地が特定される場合も少なくありません。SNSアカウントは教えないか限定公開にして鍵をかけましょう。
お客さんとは適度な距離感を保ち、ストーカー化させないことが大切です。
ガールズバーではカウンター越しに接客をしますが、セクハラ被害に遭う可能性も十分あります。手を握られたり、性的な質問をされたりと手段はさまざまです。セクハラを受けたときは無理に我慢せず、下記のような対応を取りましょう。
・角が立たないような言い方で嫌であることを伝える
いきなり騒ぎ立ててさらに大きなトラブルになるのを避けるため、まずは可愛げのある言い方でセクハラが嫌であると伝えてみる方法もあります。
・答えたくない質問は、お客さんに対して質問で切り返す
同じ内容の質問をお客さんにしてみたり、別の質問にすり替えたりと、話の主軸がお客さんになるように工夫しましょう。
・店長に相談する
1人で悩まずに店長に相談して、一緒に対策を考えるのも有効な方法です。
3-2.仕事内容・待遇に関するトラブル
ガールズバーのバイトを探すときは嘘求人に気をつけましょう。「時給5,000円」「終電上りができる」など魅力的な文言が並んでいても、実際の待遇とは異なることが多くあります。また、キャバクラや風俗店に近いサービスを強要する悪質店も存在します。
嘘求人かどうかを見分けるために、次のことに注意して求人内容をよく確認しましょう。
・時給が異常に高く設定されていないか
高額時給が設定されている場合、実際の労働条件とは異なっている場合や、違法営業をしている可能性もあります。
・お店のWebサイトやSNSがあるか
お店の営業実態を知る手がかりの1つです。怪しい求人を出すお店は、WebサイトやSNSに力を入れていない場合が多くあります。
・複数の大手求人サイトに掲載されているか
求人サイトの審査に通っているかどうかは、嘘求人を見分ける重要な判断材料になります。
トラブルに巻き込まれないためにも、ガールズバーのバイトを探すときは慎重に求人情報を確認するのが大切です。
3-3.身バレに関するトラブル
近年増えているトラブルの1つが、周囲にガールズバーのバイトがバレることです。特に家族や友人、彼氏がガールズバーに否定的な場合、人間関係が崩れる原因にもなるので注意が必要です。
ガールズバーで働いていることがバレる要因には、下記のようなことが考えられます。
- SNSにバイト中の写真が投稿されてしまった
- お店のホームページに顔写真や名前が載ってしまった
- 通勤途中を知人に目撃された
SNS経由での身バレは特に多くあります。SNSのアカウントに鍵をかけて限定公開にする、不用意な投稿を控える、お客さんにも写真の投稿をさせないといった対策が必要です。
また、どのようなお店を選ぶかどうかも身バレ対策になります。お店のホームページに顔写真や実名の掲載をしない方針のお店や、自宅や学校から遠いお店を選ぶなどしましょう。
4.ガールズバーで安全に働くならお店選びが大切!
ガールズバーで安心・安全に働くには、実際に体験入店をしてどのようなお店なのかを確認するのが重要です。優良なお店か見極めるために、体験入店したときは下記の点に注目しましょう。
・お店の雰囲気
先輩スタッフや店長、お客さんの雰囲気が自分に合うかよく観察することが大切です。
・時給や勤務時間
募集内容と異なる点がないか事前に確認しておくと、本入店した後のミスマッチが防げます。
・スタッフの在籍期間
スタッフの入れ替わりが激しいお店は、何らかの問題を抱えている場合が少なくありません。働きやすいお店かどうかの基準の1つとして、スタッフの在籍期間を確認するのがおすすめです。
体験入店は面接だけでは分からないことを確認するチャンスです。不明点は体験入店のときにしっかり聞きましょう。
まとめ
ガールズバーとはキャスト(女性スタッフ)がカウンター越しに接客するお店です。来店する多くのお客さんはお酒だけでなく、女の子との会話を楽しみにしています。そのため、接客時にはタメ口を避けるほか、お客さんの話を否定しないなど相手を不快にさせないための気遣いが必要です。
ガールズバーでは、お客さんからセクハラを受けたりストーカーされたりするトラブルや、SNSやホームページから家族・知人へ身バレするリスクもあります。お客さんとは適度な距離感を保ち、個人情報の管理を徹底するといった対策を心がけましょう。