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ガールズバーとは?接客スタイル・利用時間などの主な特徴を紹介!

ガールズバー

ガールズバーとは、キャスト(女性スタッフ)がカウンター越しに接客するバーのことです。ガールズバーでの仕事内容はお店によって異なりますが、基本的にはお客さんの話し相手になったりお酒を作ったりします。ガールズバーで働きたい人の中には「ガールズバーで働くメリットを知りたい」「お店を選ぶコツが分からない」という人もいるでしょう。

当記事では、ガールズバーの接客スタイルやキャストの年齢層といった特徴、そのほかナイトワークとの違いを紹介します。ガールズバーで働く前にお店の特徴を知りたい人や、人気キャストになるためのコツが知りたい人は必見です。

 

1.ガールズバーとは?主な特徴を8つ紹介

ガールズバーとは、キャスト(女性スタッフ)がカウンターに立って接客するバーのことです。キャストがお酒を作ったり、カウンター越しに会話したりするほか、場所によってはお客さん用にダーツやカラオケが用意されていることもあります。男性のウェイターやバーテンダーも少人数いますが、男性のお客さんに対しては基本的にキャストが接客するシステムです。キャストが複数名在籍している点や、男性のお客さんがメインターゲットとなる点はキャバクラなどと同じです。

ここでは、ガールズバーの主な特徴を8つ紹介します。

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1-1.カウンター越しで接客をする

ガールズバーと、キャバクラなどほかのナイトワークとの大きな違いは、お客さんの隣に座って接客する必要がない点です。ガールズバーの基本的な仕事内容は、お客さんから注文を受けてお酒を作るほか、話し相手になることです。男性のウェイターやバーテンダーが在籍しているお店は、キャストは接客のみを担当する場合もあります。お酒作りや洗い物、掃除などは男性スタッフが行います。

お店によっては、おつまみ作りもキャストの仕事です。既製品を温める程度の手軽なメニューが多いため、料理の腕に自信がない人でも問題なく作業できます。スタッフが少ないお店では、店舗運営に関する業務全般を担当することもあります。

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1-2.キャストは10代後半~20代前半が多い

ガールズバーは、いわばキャバクラとバーの中間にあたるお店です。キャストに年齢制限は設けられていないものの、多くのナイトワークと同じく、10代後半〜20代前半が多いと言えます。実際にガールズバーで働いているキャストの傾向は、大学生や専門学生、高校を卒業して間もないフリーターなどです。ガールズバーは、男性のお客さんとの間にカウンターがある安心感から、初めてナイトワークに挑戦する女性も多く働いているのが特徴です。

お店ごとのコンセプトや方針によって、在籍するキャストの平均年齢は異なります。10代後半の学生が多いお店もあれば、20代の社会人が多いお店もあります。一部は専業としてガールズバーで働くキャストがいつつも、20代後半になると就職や本業への専念などでお店を辞めるケースが多いでしょう。

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1-3.お客さんの年齢層は幅広い

ガールズバーに見られる特徴の1つは、お客さんの年齢層が幅広いことです。ガールズバーにはさまざまなコンセプトがあり、お店ごとにターゲットが異なります。お店側も、客層を見て採用するキャストの年齢層をある程度絞っています。

お店の立地やコンセプトによって多少の違いはありつつも、ガールズバーにおける客層の多くを占めるのは20代~30代です。特に繁華街が近いお店は、客層が若くなりやすいと言えます。銀座など客単価が高いお店が集まる高級歓楽街では、お客さんの年齢も若干高くなるでしょう。

コンセプト別に見ると、アニメ系をテーマにするお店の客層は20代~40代程度と幅広く、会員制ガールズバーは30代~50代のサラリーマンがメインです。必ずしもお酒好きとは限らず、キャストとの会話を楽しみに来店するお客さんもいます。

 

1-4.営業時間は午後7時~午前5時頃が多い

ガールズバーの一般的な営業時間は、午後7時~午前5時頃です。ほかには午後7時~午前2時頃や、午前6時~午後3時頃などが挙げられます。学生や社会人が飲みに出やすい時間帯に開店するお店が多く、電車の始発を意識した営業時間です。地域によっては深夜に来店するお客さんが少なくなるため、午前2時頃など早めに閉店するお店もあります。

お店によっては、お客さんの入り状況によって営業時間が前後します。たとえばお客さんが多くなる週末のみ早朝まで営業したり、普段よりも多く来店している日は閉店時間を延長したりします。

 

1-5.料金システムはお店によって異なる

ガールズバーの料金システムはお店によって異なります。多くのお店で導入されている料金システムは、セット料金を軸にした計算方法です。

セット料金とは、ガールズバーに来店したお客さん全員に発生する基本料金のことです。1セット40分~120分の時間制で金額が決められており、何杯飲んでも一律料金の「飲み放題」と、注文ごとに加算していく「ショットオーダーコース」があります。1セット60分のお店が主流で、時間が過ぎても飲み続けたい場合は、延長料金が発生します。

ガールズバーのお客さん1人あたりの利用料金は、合計で約5,000円~6,000円、1セットあたり約2,500円~5,000円が相場です。飲み放題コースは約3,000円~4,000円、ショットオーダーコースは約3,000~が目安です。セット料金のほかに、キャストのドリンク代やオプション料金などが加算されます。ただし、あくまで相場であり、こまかな金額はお店ごとに異なります。

 

1-6.キャストの服装は私服か制服に分かれる

ガールズバーで働くときの服装は、大きく分けると私服と制服の2種類です。

たとえば私服の場合、例として下記の服装が挙げられます。

  • 王道系のワンピース
  • ノースリーブなど肌が一部露出する服装
  • ボディラインが強調されるタイトな服装

デートで着ているような服装など、男性の好みのデザインを選ぶことがポイントです。ガールズバーで働くときは、ボディラインを隠すデザインや、スウェットなどカジュアルすぎる服装は避けましょう。

ガールズバーの制服は、基本的にお店のコンセプトに沿ったものが用意されます。制服の一例は、下記の通りです。

  • サンタクロースなど季節に合わせた制服
  • バニーなど定番系のコスプレ
  • 水着や花魁など露出が多いコスプレ

カジュアルなイメージを演出しているお店では、Tシャツとショートパンツなど私服に近い制服を支給していることもあります。

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1-7.基本的に指名制度はない

ガールズバーには、基本的にキャストの指名制度は設けられていません。ガールズバーの多くは接待行為を伴うキャバクラなどほかのナイトワークとは異なり、接待行為ができない飲食営業のみで営業しているためです。通常、ガールズバーは飲食店営業許可を取得し、深夜酒類提供飲食店の届出を行った上で営業しています。

出典:千葉県警察「風俗営業の事務手続等」

飲食店営業において、接待行為に該当するサービスを設けることは禁止事項の1つです。接待にあたる行為は、下記のようなものが挙げられます。

【接待行為の例】

  • カラオケでのデュエット
  • 一緒にダーツやゲームをする
  • お客さんの隣に座って接客する
  • お酌をする

キャストの指名制度も接待につながるため、風俗営業許可1号を取得していなければ違法営業となります。ただし、ほとんどのお店では、提供するサービスや営業形態に必要な許可をきちんと取り、法律を遵守した営業を行っています。

 

1-8.ノルマはないお店が多い

ガールズバーの多くは、キャストにノルマを設けていません。たとえば一部のナイトワークでは、指名やドリンク、出勤日数などにノルマを設けていることがあります。ノルマは達成度合によって時給アップのメリットがある一方、ペナルティのリスクもあるシステムです。

ペナルティとは、あらかじめ設定されたノルマを達成できなかった場合に課される、お店独自の罰則や罰金のことです。ノルマがなければ未達成のペナルティも発生しないため、初めての人でも気軽に働けるでしょう。

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2.ガールズバーの時給はお店・条件によって異なる

ガールズバーの給料体系は、お店ごとに異なります。ガールズバーのアルバイト・パートの平均時給は、約2,000円です。全体で見ると約1,300〜3,500円と給料の幅が広く、働くお店や頑張り次第で平均時給以上の収入を狙えます。また、給料の高低には地域差も影響し、地域よりも都会のほうが時給が高くなる傾向にあります。

効率的に稼ぎたい場合は、歩合制の有無も確認しましょう。歩合制とは、キャストごとの売上が給与に反映されるシステムです。基本となる時給に、ドリンクや指名など獲得した売上に対する歩合が加算されます。ただし、キャバクラに比べると、歩合制を導入しているガールズバーは限られています。歩合制のあるお店が見つからないときは、時給の高さや制服支給の有無など、ほかの要素も考慮して勤務先を選びましょう。

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3.ガールズバーとそのほかナイトワークの違い

ナイトワークには、ガールズバーのほかにもキャバクラやスナック、ラウンジなどさまざまなお店があります。お店が狙う客層はもちろん、接客方法やキャストの年齢層など、多くの点が異なっています。

ここでは、ナイトワークの代表的なお店、キャバクラ、スナック、ラウンジとガールズバーの違いを解説します。

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3-1.キャバクラとの違い

キャバクラは、お客さんにお酒やキャストとの会話を楽しんでもらうお店で、キャストがお客さんの隣に座って接客するため、風俗営業にあたります。また、キャバクラは、ガールズバーと同じく10代後半~20代前半の女性が多く活躍しているのが特徴です。お店のコンセプトによっては、30代や40代の女性が在籍していることもあります。

キャバクラの主な仕事内容は、お客さんとの会話を盛り上げたりお酒を作ったりすることです。タイミングを見てタバコに火をつけるほか、初対面の場合はあいさつをして名刺を渡すなど、お客さんが気分よく過ごせるように接客します。同伴やアフターで、常連のお客さんとお店以外の場所で過ごすキャストもいます。

お客さんにお酒やキャストとの会話を楽しんでもらう点は、ガールズバーもキャバクラも同じです。大きな違いは、お客さんとキャストの位置関係です。基本的には、キャバクラがお客さんの隣に座って接客するのに対し、ガールズバーはカウンター越しで接客を行います。

 

3-2.スナックとの違い

スナックとは、お客さんにカウンターやテーブルでお酒やキャストとの会話を楽しんでもらうお店です。ガールズバーがカウンターのみ設置しているのに対して、スナックはテーブル席を設けているお店もあります。

スナックは小規模経営のお店が多く、責任者として店長のほかに「ママ」と呼ばれる中心人物がいるのもガールズバーと異なる点の1つです。スナックで働くキャストの年齢層は客層に合わせて20代後半~40代と幅広く、10代後半~20代前半のキャストが多いガールズバーよりも高い傾向にあります。ガールズバーで働いていた女性が、次のステップとしてスナックで活躍するケースも珍しくありません。

基本的にセットメニュー制を導入しているガールズバーと異なり、スナックの料金システムはお店によってさまざまです。飲み放題時間制の場合もあれば、ボトルキープ制で時間無制限のお店もあります。

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3-3.ラウンジとの違い

ラウンジはクラブとスナックの中間的位置付けにあり、キャバクラと同じく風俗営業に該当するお店です。広い店内にボックス席や大きめのソファ席が設けられており、お客さんにお酒やキャストとの会話を楽しんでもらいます。ラウンジの特徴は、接客人数がお客さんごとに異なることです。数人のお客さんを1人で接客することもあれば、1人のお客さんに複数のキャストがつくこともあります。

ガールズバーが1セット60分などの時間制を導入しているのに対し、ラウンジは席料・席代を設定している点も特徴の1つです。席料・席代のほか、指名料やドリンク代など楽しんだ分が加算されていく仕組みです。キャストの年齢層は20代が多く、お客さんは40代~50代の落ち着いた層が多い傾向にあります。若手の企業経営者など、20代や30代のお客さんが来店するお店もあります。

 

4.ガールズバーで人気なキャストの特徴とは?

ガールズバーでは基本的に指名制度を設けていませんが、お客さんからの人気を獲得して売上が増えると、時給を上げてもらえる可能性があります。

あらかじめ風俗営業の許可を取得した指名制度のあるお店では、バックによる収入アップも期待できます。バックとはお客さんの注文した料金に応じて、一定割合がキャストの給料に加算される制度のことです。給料の歩合制と同じく、指名バックやドリンクバック、フードバックなど、さまざまな種類があります。

指名制度がなくても、ドリンクやフードでバックを得られるお店もあるため、お客さんからの人気が給料に大きく影響します。時給を上げてもらうためには、お客さんに気に入ってもらい、ドリンクやフードで売上を増やすことが大切です。

ここでは、ガールズバーでお客さんからの人気が高いキャストの特徴を紹介します。

 

4-1.基本的な礼儀を身につけている

ガールズバーは若いお客さんが多い一方で、40代や60代の高い年齢層にも人気のお店です。特に、基本的な礼儀を身につけているキャストは、お客さんから好印象をもってもらえます。接客は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの挨拶が基本です。初来店のお客さんはもちろん、常連さんに対して挨拶を疎かにしないように注意しましょう。

複数回来店してくれるお客さんに対しては、「お久しぶりです」「いつもありがとうございます」と一言添えると、喜んでもらえます。基本的な挨拶がなければ気分を害して帰ってしまうお客さんもいるため、こまめに言えるように意識しましょう。

 

4-2.ポジティブな考え方ができる

ガールズバーでは、ポジティブな考え方ができるキャストも人気になりやすい傾向にあります。どのような仕事にも失敗はつきものですが、失敗したときに落ち込んでも、お客さんの前で引きずらないことが大切です。ポジティブで明るく振る舞えば、お客さんに不安を与えることはありません。

失敗したときは、自分の長所やうまくできた仕事を思い浮かべて、気持ちを切り替えましょう。ポジティブに考えられるようになると、明るく受け答えができ、接客態度にも良い影響が出ます。ガールズバーでは複数のキャストが働いているため、中には人気のあるキャストもいます。自分と人気キャストを比較して落ち込むのではなく、常連となってくれているお客さんもいることに喜ぶなど、次のステップアップに生かすのが大切です。

 

4-3.愛嬌があって親しみやすい

ガールズバーは相場や料金システム的に通いやすく、お客さんにとって癒しの場となっています。自分を迎えてくれるキャストに対して、親しみやすさを求めているお客さんも少なくありません。

愛嬌のある接客でお客さんを癒してあげられるキャストは、幅広い層から好かれます。嬉しいときや楽しいときは、思い切り笑うことが大切です。真剣な話や悩みを聞くときは、真面目な顔で耳を傾けましょう。丁寧で親しみやすい接客をすると、自然とお客さんに気に入ってもらえます。

 

4-4.清潔感がある

ガールズバーは、カウンターを挟んでお客さんと向き合う仕事です。お客さんの隣に座るキャバクラほどではなくとも、近い距離でコミュニケーションをとります。ガールズバーは飲食店でもあるため、お客さんが不快に思わないよう、清潔感のある外見を意識しなくてはなりません。たとえば爪や髪型は整っているか、服装にシワや汚れはないか確認しましょう。

見落としやすいポイントが、口元です。ガールズバーはカウンター越しにお客さんと向き合って接客するため、笑った瞬間に歯が見えやすくなります。食事の後に食べ物が歯に挟まっていないかなど、口元のケアも忘れずに行うことが大切です。

 

4-5.お客さんに合わせた接客ができる

お客さんの来店目的には、お酒を楽しむほかにキャストとのコミュニケーションも含まれます。「また来たい」と思ってもらうためには、接客はマニュアルに沿った内容のみではなく、お客さんに合わせて変えることがポイントです。

お客さん一人ひとりを観察して、状況や個人に合った接客を行いましょう。たとえば「きれいな所だね」などお店の印象について語るお客さんは、初来店の可能性が高いと言えます。料金やシステムを丁寧に説明しつつ、お店や自分を気に入ってもらえるようにサポートしましょう。会話を続けるうちに、くだけた話し方を好んでいるように感じたら、あえて親しみやすい話し方に変える方法もおすすめです。

 

5.ガールズバーで働きたい場合は?まずは体験入店してみよう!

ガールズバーは、店ごとに給料システムや客層、コンセプトが異なるため、安心して働くためには体験入店で相性を確認することが大切です。体験入店をすれば、お店の雰囲気やシステムを実際に体験して、自分に合った働き方か判断できます。体験入店では、主に先輩キャストのヘルプとして、お客さんと会話したりお酒を作ったりします。お試し期間の仕事とはいえ、働いた分の給料はしっかりともらえます。体験入店の時給相場はお店によって異なりますが、約1,500~2,500円です。

下記では、一般的な体験入店の流れを紹介します。

【体験入店の主な流れ】

1 気になったお店へ応募する
2 面接を受ける
3 仕事について説明を受ける
4 衣装に着替える
5 体験入店する

体験入店に参加するときは、求人サイトなどから応募します。多くのガールズバーでは、面接の当日中に体験入店できます。お店によっては、衣装の貸し出しがない場合もあります。私服で働くガールズバーで体験入店する場合は、あらかじめお店の雰囲気に合った服装で臨みましょう。

 

まとめ

ガールズバーとは、キャスト(女性スタッフ)がカウンター越しに接客するバーのことです。キャストの仕事内容はお店によって異なりますが、基本的にはお客さんの話し相手をしたりお酒を作ったりします。ガールズバーは指名制度やノルマを設けていないお店が多いため、初めての人でも気軽に働けるでしょう。

キャバクラとガールズバーの大きな違いは、お客さんとキャストの位置関係にあります。ガールズバーの接客スタイルがカウンター越しであるのに対し、キャバクラはお客さんの隣に座って接客するのが基本です。

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